【はじめに】
プロジェクタハイビームについて再度検証した結果、より良い方法が見つかったので報告しよう。
【作業】
前回も説明したがライトユニットには3箇所の固定箇所がある。そのうち2箇所は光軸調整用で1箇所は固定である。
ハイとローでは固定部分の差がライト面より7mmある(ローの方が奥にある)。その固定用の部分を改造してハイビームと同じ位置にする。これによりライトの出面がハイビームと同じになり見た目および干渉部分の改善ができる。
固定部分のステー
邪魔になるリブをとる必要がある。
リブ除去後
金属の板でサポートを製作する。
作ったサポート
サポートをセットする。
ハイとロー比較(追加したサポートが同じ位置になった。)
レンズをセットする。
前回書き忘れていたがライトグリル裏の加工をする。
光軸調整部裏側
本当は左右に同じ筒状のものがある。前回のレポートでは穴の拡大のみの加工とレポートだが、その筒を切取る必要があった。今回はもう一方も邪魔なので切取る。
加工後
前回のときはステーの方を加工したが、今回はグリル側を加工したので必要ない。ただし、調整時にドライバーが当たる部分を少し削っておく。
正面からの見た目的にはあまり変わらないが、サイドから見ると一目瞭然。
改造前
(ロールオーバー効果あり)
カーソルを合わせると改造後。
今回の改良でノーマルハイビームと同じ位置関係になり、グリル等との干渉が改善され、光軸調整の余裕ができた。