【はじめに】
ISEのブランドでお馴染みの岩野師匠が新しく4窓制御ユニットを開発された。以前にもあったが助手席の窓をワンタッチにするものだった。今回のユニットは4窓全てを制御出来る優れものである。新し物好きな小僧は早速導入するべく注文し、到着したので取付をした。
取付は、今月のシルバーウィークの富士オフでおこたった。
このユニットの特徴は、(注:これは、小僧用にリプログラムしていただいたものです。)
・各窓のワンタッチオープン、クローズ
・スイッチ操作時のアンサーバック(オープン時は「ピッ」、クローズ時は「ピピッ」)
・全窓ワンタッチオープン、クローズ(前2枚作動完了後、後2枚作動)
・拡張2入力1出力装備(全窓開、全窓閉、アンサーバック)
【4窓制御ユニットの取り付け】
届いたユニット一式。
入っていたのは、
・配線が詳しく書かれた回路図
・配線
・ユニット基盤。
これがユニット基盤である。
中央のマイコンにプログラムが書き込んであるので用途により変更が可能である。
ユニットの取り付けに掛かる。
ユニットをインストールするウインドスイッチ部。
スイッチをドライバー等でコジながら引き抜く。
配線を束ねてあるテープをめくって線を剥き出しにする。
配線の色を回路図を見ながら確認する。
制御ユニットは、この配線の間に挿入する形になる。
確認が済んだら線をカットする。
配線が短いので収納場所などを十分検討してからカットし基盤に半だ付けしていく。
スイッチ側が終わったら車両側(GM側)を半だ付けする。
こちら側は線に余裕がないので、慎重に作業する。
(付属の配線で延長した方が作業しやすい。)
電源線を同じスイッチの中の配線より分岐する。
作動確認をしたのだが一部おかしなところがあり、修正が必要になった。
説明すると、各窓の単品でのワンタッチ制御は問題なく作動。4窓全閉制御も問題なく作動。しかし4窓全開制御のときに右後ろの窓が開かないと言う症状が発生した。
それと、チャイルドロックスイッチによる誤作動も確認できた。
文章では作動状況が分かりにくいので動画で撮影したものがあるのでそちらを見ていただきたい。
録画した動画は、こちらのリンクへ。(YouTube)
4窓制御ユニット作動状況 : http://www.youtube.com/watch?v=OV2FfosPniA
開発者の岩野さんに相談して対策を考えてもらうことにした。
【制御ユニットの不具合修正】
岩野さん、たけさんと相談した結果、リヤのオープン系の出力2系統に、リレー経由で信号を出すようにすれば解決するとのことで、追加でリレーユニットを入れることになった。
それで、届いた追加リレーユニット。
基盤にリレー2個が付いた小さなユニット。
リレーユニットの取り付け。
外す線を確認する。
半だこてを当てて線を抜き取る。
リレーからの線に接続する。
収縮チューブで絶縁する。
具体的にどうなったかと言うと。
リレーの反対側の線を制御ユニットの先ほど外したところへ。
半田付けをする。
リレー用の電源線を制御ユニットの空き穴へ入れて半田付け。
リレーユニットの取り付け終了。
基盤裏をテープで絶縁をしたら邪魔にならない所に押し込んで完成。
作動確認をしたが、チャイルドロックによる不具合は解消できた。しかし右後ろの窓が開かない症状は解消されなかった。
車両側(GM)の仕業のようであるので、GMの交換などでテストをしてみたいと思う。
文章では作動状況が分かりにくいので動画で撮影したものがあるのでそちらを見ていただきたい。
録画した動画は、こちらのリンクへ。(YouTube)
4窓制御ユニットの不具合対策 : http://www.youtube.com/watch?v=yEOgqk-N19Q
【総評】
とてもすばらしい。多少の不具合はあるものの制御自体は文句の付けようのない出来栄えである。岩野師匠の作品なのだから当然なんですけどね〜
不具合と言っても出る車両と出ない車両があり、なんとも不思議な症状である。
近いうちにGMの入れ替えが出来るので改めて報告します。