2009年12月12日 4窓制御ユニットの修正


【はじめに】

以前に導入した4窓制御ユニットだが、不具合が改善されないまま現在に至っていた。

あらからしばらくして別のジェネラルモジュール(以下GM)が手に入ったので交換してみることにした。

入手できたのは、E34ツーリングのGM、E32 ALPINA B12のGMの2種類である。

 

【ジェネラルモジュールの取替え】


GMが入っているのはリアシートの左下である。


シート座面を外す。

トルクスネジ3本を緩めてカバーを外す。


細長い黒いユニットの左側がGMである。


ちなみに右側はリレーモジュール(RM)である。


上側が、chachaさんから頂いたE34ツーリングのもの。

下側は、B11のノーマルである。


それぞれの品番は下記のようになっている。
上:61.35−8 360 104

下:61.35−1 379 380


GMを入れ替えて動作をチェックする。

全ての動作が問題なく作動した。

以前の誤作動状態の、4窓全開制御のときに右後ろの窓が開かないと言う症状が完全に直っていた。

やはりGMの仕業だったようである。

  

【制御ユニットの不具合再び】

GMの入れ替えでやっと物になったユニットだったが再び不具合が発生してしまった。

後ほど色々とテストすると、どうやらCPUの異常であることが判明。イワンさんにお願いして新たにCPUを作っていただいた。


用事があり、秘密基地に来たとこのこと。


車を止めてエンジンを切ったとたん、右前の窓が「ウイ〜ン」。


えっ!Σ(゜□゜*)


何で?意味分からへん。



なにをやっても閉まりません。


仕方ないのでユニットを取り外すことに。(T.T)

この際ですから、簡単に外せるようにカップラー式に変えます。そして配線も延長します。


部屋に持ち込んで作業。


延長線とカップラーを用意します。


カラーと番号を合わせて半田付けしていきます。


全ての半田付けが終わりました。


線を綺麗に束ねて纏めます。

カップラーの端子をカシメます。


専用の工具でカシメていきます。


メス側が終了。


もう一方も同じくカシメます。


カップラーに挿していきます。


両方のカップラーが付きました。


部屋で出来るのはここまで。

車に持ち込んで車体側を加工します。


この前元に戻した線を再び加工します。


同じところで切断します。


スイッチ側にカップラーの端子をカシメます。


このときユニット側と反対になる様に注意します。


カップラーに差し込んで完了。
具体的にどうなったかと言うと。

車体側(モジュール側)も同じように加工します。


これでいつでも取り外しが出来るようになりました。


スペースがあまり無いので一文字型の小さなカップラーがベストです。


新しいCPUを取り付けて作動テスト。


問題なく作動。


前はダクトの隙間に無理やり突っ込んでいたが配線を延長したのでコンソールの中に収めることにした。


カップラーはここに収納。


ユニット本体はここ。


ここなら箱に入れても入りそうである。


これでやっと完成させることが出来た。



9月に取り付けて3ヶ月になる。

とりあえずは完成であるが、しばらくは様子を見ることにする。

これでようやく、皆さんに自身を持ってお勧めできる状態になりました。

とても良いものなので、是非皆さんも付けてみてはいかがだろうか。


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