2010年1月2日 シートヒータースイッチのLED化


【はじめに】

今回シートの取替えを行ったのだが、取り替えたシートのスイッチのイルミがLED出来ていない。

そこでヒータースイッチとサイサポートスイッチのLED化を行った。

 

【スイッチのLED化】

今回取り替えたシートのスイッチである


左のスイッチはフロントシート用、右はリアシート用である。


リア用は、無かったので新品を入手した。


サイサポート用は、前のランバーサポートと同じ構造だ。


前のランバーサポート用で経験しているので問題なく完了。

続いて、ヒータースイッチ。


ヒーター用スイッチ。


このスイッチには数種類あって、スイッチのみと制御つきのものがある。

これはスイッチのみのものだ。


分解の仕方は他のスイッチと同じである。


スイッチの中身。


ケースと基盤。


オレンジが電球で間の抵抗はイルミ点灯用である。


新旧比較。

右が新品だ。

電球のオレンジ色が全然違う。(~.~;

LED化。


基盤と下の端子がカシメで固定してある。


このカシメを外さずに加工する方法を考える。


このカシメを支点にして基盤を回転する方法にした。


回転するのにピンが邪魔なので少し短くする。


これで基盤がまわせる状態になった。


固定のピンから浮かすように基盤を引っ張りながら回転する。


中の移動接点を外す。


これで基盤が加工できるようになった。


この電球は2段階の明るさ制御がしてある。


スモール点灯時は少し暗く点いて、ヒーターONで明るく光る。


電球と抵抗を取り外す。


この部品とスイッチのみの構成。


回路図と照らし合わせてパターンを読む。

この回路はスイッチの切り替えにより、抵抗を通るラインと直に流れるラインに電気が切り替わるようになっている。

今回のLED化は、スモール点灯時は4.5mA流して、ヒーターON時は10mAがLEDに流れるようにCRDダイオードを付けることにした。


パターンをカットする。


追加CRDダイオード用の穴をあける。


黒のマジックは移動接点が通過する場所を表している。

この部分を避けて穴を明けた。


CRDダイオードを入れて半田付けする。


ケースの凸部を避けるように配置する。


φ3オレンジLEDを使用し拡散キャップを装着。


ダイオードが当たる部分をカットする。


移動接点側も当たるのでカットする。


移動接点を組み立てる。


移動接点をセットし基盤を元の位置に回転して終了。

点灯状態。


スモール点灯状態。


ヒーターON状態(右側)。


ONした側が明るくなっているのが分かる。

無事にLED化することが出来た。いつか制御つきのスイッチも見てみたいものだ。

回路図を見る限り、スイッチの交換で制御つきに出来るようである。


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