【はじめに】
お正月に取り付けたリアシートだが、一部に不具合があり修正が必要だった。
症状としては、ドアの内張りと背もたれが干渉してリクライニングが出来ない状態であった。
【不具合の確認】
まず、状態を確認する。
リクライニングをする前は、特に問題はない。
徐々にリクライニングしていくと。
(~o~;あら?
内張りに当たってる?
ドアを開けてから、最大リクライニング状態でドアを閉めると。。。。
(~o~;あら?
閉まらない?
【ロングとショートの違い】
わざわざこの比較のために、お忙しい中B12にお乗りのTKさんに画像を撮って送って頂いた。 有難うございました。m(_ _)m
そこで、ロングモデルとショートモデルのリアドアの内張りの違いを紹介しよう。
ロングモデルの内張り。 ショートモデルの内張り。
かなり形状が違うのが分かる。ロングにはシートの逃げがしっかり付いている。
内張りとシートとの関係。(リクライニング前)
ロングモデル。 ショートモデル。
ロングには余裕があるが、ショートはすでにピッタリである。
内張りとシートとの関係。(最大リクライニング時)
ロングモデル。 ショートモデル。
ロングは丁度逃げの分で収まっているが、ショートは完全に内張りに掛かっている。
ロングとショートはリアドアの長さが違うので内張りを移植するわけにはいかない。でもいまさら後には引けない。(~o~;
また、小僧に辞書に不可能の文字は無い。。多分。。。。
そこで。。。。
【背もたれ加工】
ドアの内張りは加工出来ないのでシート側を加工することにした。こっちの方が簡単。(^o^)b
まず、ドアの内張りが当たる所を調べる。
表面の皮を止めている爪を起こす。
表皮をめくる。
干渉部分は鉄筋で出来ているので加工は可能のようだ。
この状態で、再度車にセットして位置を確認する。
マジックで書いた部分が干渉しているところ。
シートの加工に取り掛かる。
鉄筋にマークを付ける。
マークに従ってグラインダーでカットする。
カットした鉄筋を曲げる。
表皮を元に戻す。
画像のような状態に仕上がった。
【干渉の確認】
背もたれをセットして干渉が解消できたかを確認する。
目で見てもわかるくらい隙間ができている。
リクライニング前の状態。
十分に隙間ができている。
最大リクライニング状態。
ドアの開け閉めも可能になった。
ロングモデルだからこそのリクライニングではあるだろうが、ショートモデルでリクライニングしても窮屈感は感じない。それもそのはず違いは僅か10cmほどだからである。
ショートモデルの設定は、シートヒーターと電動ヘッドレストのみである。しかし、個人的にはリクライニングもありだと思う。
ま〜、こんなことする人はいないと思うけどね〜(;~o~A