2010年1月10日 ラジエターファンの電動化(準備編)


【はじめに】

ラジエターのファンカップリングに寿命が来て、電動にしてしまおうかと色々悩んでいた。そんな時、富士シルバーオフでお会いしたsam1号さんに電動化したE34を見せていただき、お話が聞けたので決心が出来た。

それから、部品も揃ったので、本格的に取り付けに掛かるためその下準備をすることにした。実際には去年の話である。

 

【電動ファン化の部品】

ビリオン製でまとめた、電動ファンと周辺機器である。


ビリオン16インチ電動ファン。

リレーキット、スピード


コントローラー。

2段階制御のもの。


セット内容。

左の配線は、ファンの故障診断ユニット。

【コントローラーのイルミ色変更】

コントローラーは流行のブルーのイルミネーションなのでオレンジに変更する

   
通常のイルミネーション。                        強制作動スイッチONの状態。

 

夜間のイルミネーションの状態。このイルミは電源ONで常時点灯するタイプだ。

   
夜の照明としてはちょっと明るすぎる。

 

分解してLEDを調べてみる。 


ケースの裏側にネジ2本で止まっている。


内部基盤。


φ5のLEDが4個付いている。


基盤を取り外す。


構成部品はこれだけ。

電源をつないで、確認をする。

   
通常のイルミネーション。                        強制作動スイッチONの状態。

強制作動スイッチが入るとブルーのLEDが1個消えてイエローのLEDが点灯している。

ブルーをオレンジに、イエローをレッドに取り替えることにする。


使用するLED。


作動中が分かるように、赤は自己点滅のタイプを使用。


現状のLEDを取り外す。


新しいLEDを半田付けする。

電源をつないで確認する。

   
通常のイルミネーション。                        強制作動スイッチONの状態。

 

夜間のイルミネーションの状態。

   
少し明るいので拡散キャップを付けて、スモークフイルムで遮光した。

左の大きいツマミが低速回転用でその横が高速回転用。強制作動スイッチONで、スイッチの周りが赤く点滅する。

ちなみに緑のLEDは、ファンの作動状態を示している。

 

【コントローラーの取り付け】

コントローラーの取り付け位置を考えていたら、小僧はタバコは吸わないので灰皿を使っていないことに気が付いた。

そこで、コントローラーを取り付ける為に灰皿を加工する。


オークションで他のものと一緒に格安で入手した。


分解する。


構成部品。


パネルの部分は2重構造になっている。


表面のシートをめくり取る。


再利用するので綺麗にめくる。


綺麗に取れた。


灰皿の手前部分を一部カットする。


裏側のパネルを加工する。


コントローラーより少し大きく切り取る。


表側のパネルも加工する。


コントローラーより少し小さく切り取る。


表側は見えるので小さく切ってヤスリで仕上げる。

表に貼るシートの分も考慮して削る。


ボンドの付を良くする為表面にペーパーを当てて脱脂処理する。


B17のスプレーボンドを入れ物に出して刷毛で塗る。


満遍なく均等に塗ったら乾くまでまってシートを貼り合わせる。


ボンドが乾くまでしばらく放置。


ボンドが乾いたら開口部に切り込みを入れる。


バーナーで温めながら淵を曲げていく。


余分な部分をカットする。


淵にボンドを流し込む。


乾くまでテープで固定する。


完成。


とても綺麗に出来た。(^o^)v


仮に組み立ててみる。


バッチリである。(^o^)v


裏側に配線を通す為の穴を明ける。


コネクター部と感度調節用の穴。


こんな感じになる。


車の方の灰皿を取り外す。


コンソールに2本のネジで止まっている。


取り出して、シガーソケットのカップラを外す。


灰皿部を引き抜く。


ブラケットにも配線用の穴を明ける。


この部分は全部で3重になっている。


出来た灰皿をセットする。


灰皿部だけ取り出す。


灰皿の中に両面テープを貼る。


コントローラを貼り付けて完成。


取付の状。


黒いケースだったらもっと良かったのに。。。(-.-;


夜間の状態。

これで、準備は全て整った。後は取り付けをするだけである。

取付編につづく。。。。


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