現状のもの。
黒の本革で、ステッチも黒の糸を使ってある。
【はじめに】
小僧のＢ１１は本革仕様ではないのだが、部分的に本革が使ってある。サイドブレーキのブーツもその一つであるが黒一色で面白みがない。
とあるサイトを見ているとアルピナＢ１２のクーペが出ていた。その内装を見ると本革仕様で色んなとことに緑と青のステッチが入っていた。
その中でも目を引いたのがサイドブレーキのブーツだった。
【サイドブレーキブーツの交換】
現状のもの。
黒の本革で、ステッチも黒の糸を使ってある。
ブーツの後ろ側を内張り剥がしで軽く押えると枠の部分が外れる。
枠が外れたらブーツを裏返すように捲っていく。
ブレーキの真ん中ぐらいの所をタイラップで止めてある。
ニッパーで皮を切らないようにタイラップをカットする。
そのままブーツを抜き取る。
取れたらブーツをひっくり返しておく。
上が今回取り替えるブーツ。
近所にお住まいのつばめさんにお願いしてステッチを入替えていただいた。
最近、つばめさんは縫製に凝っているようだ。（笑）
皮自体の縫製には関係がないので、根気があれば誰にでも出来るだろう。
じゃ〜 やれよ、って言う突っ込みは無しの方向で。(~o~；
付け替える方を裏返しにする。
この状態にする。
ブーツの先からグリップに通していく。
ちょうどグリップの細くなっているところでタイラップで止める。
この部分では皮が少し余るのでうまく絞りながら下の部分で締め付ける。
裏返したブーツを元に戻す。
最後はこの部分をパチンと嵌めれば終了。
フラッシュのせいで分かりにくいがワンポイント入っていい感じだ。
グリップの部分はあえて黒のステッチのままにしてある。
シフトノブとコーディネートできた。
地味で一見分からないことだが、アルピナ好きにはたまらないカスタマイズだ。とても満足である。（￣ー￣）ゞ
