2011年1月28日 DMEのデータ吸出し


【はじめに】

以前に電動ファンを付けたときに、電動ファンの作動時の電圧降下(アイドリング状態)で悩んでいた。

同じ姫路にお住まいの国吉さんはご自身でDMEの解析をなさっている。そこでご相談したところROMの書き換えで対処可能かもと教えて頂いた。

そこで、データの解析をお願いすることにした。解析できれば、アイドルアップのほかにあんなことや、こんなこと、煩悩が膨らみます。



【ALPINA B11 3.5 DME】


DME本体はBOSCH製。


HARDWARE 1.3である。


ALPINA品番 13 56 625。


下のシールの「C35E−EH」はなんだろう。


BOSCH品番 0 261 200 150。

【BMW E32 735i DME】

B11のデータと比較対照するために、ノーマルのDMEをオークションで落札した。


DMEの予備も欲しかったのでちょうどよかった。(^o^)b


当然だが同じボッシュ品番をゲットした。

【DMEの分解】


DMEを裏返すとカバーの爪が10箇所折り込んである。


まず小さいドライバーで爪を起こす。


続いて大きなドライバーで垂直に起こしていく。


10箇所の爪が起きた。


表を向けて、カバーを外す。


基盤が2重構造になっている。


上の基盤を外さないとROMが取れない。


上下の基盤のつなぎ部分。


この黒いパーツで基盤を固定している。


このパーツのはまり込みを抜く。


コネクター側。


こちらは少し複雑なはまり込みになっている。


サイドの爪を外しながら。


端子の上の爪をずらして押し込む。


両サイド同じようにすると端子が奥に入る。


基盤側をもって引張り出す。


端子部が抜けた。


基盤同士のジャンパーを切らないように広げる。


これでROMにアクセス出来るようになった。


上側の基盤の黒いカバーの付いているところがROMだ。


カバーを外す。


ROMが現れた。


ROMにも品番がうってある。


本来は専用の工具を使って脱着しないといけない。


もちろん持ってないのでドライバーで均等に引き抜く。


これでROMの取り出しは終了。

B11のROMの取り出し。 仕事終わりに国吉さんにお越し頂き、吸出しをしていただいた。


車からDMEを取り外す。


最初に紹介したDMEだ。


同じ要領でDMEを分解する。


これがアルピナチューンのROMだ。


元の品番シールは剥がされ、手書きでC35E 625の書き込みがある。


こちらは専用の工具で脱着。


さすがは専門家。(笑)


ROMリーダライターでデータの吸出し。


ノーマルROMとB11ROMの2つを吸出す。


あっという間に吸出し完了。


データを見ながら「ニヤリ」( ̄ー ̄)



説明してもらったが、チンプンカンプンだった。(@ @;


ROMを元通りにし、車にセットして終了。

現在、解析をお願いしているので、出来次第報告したいと思う。 よろしく、お願いします。m(_ _)m


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