【はじめに】
以前に電動ファンを付けたときに、電動ファンの作動時の電圧降下(アイドリング状態)で悩んでいた。
同じ姫路にお住まいの国吉さんはご自身でDMEの解析をなさっている。そこでご相談したところROMの書き換えで対処可能かもと教えて頂いた。
そこで、データの解析をお願いすることにした。解析できれば、アイドルアップのほかにあんなことや、こんなこと、煩悩が膨らみます。
【ALPINA B11 3.5 DME】
DME本体はBOSCH製。
HARDWARE 1.3である。
ALPINA品番 13 56 625。
下のシールの「C35E−EH」はなんだろう。
BOSCH品番 0 261 200 150。
【BMW E32 735i DME】
B11のデータと比較対照するために、ノーマルのDMEをオークションで落札した。
DMEの予備も欲しかったのでちょうどよかった。(^o^)b
当然だが同じボッシュ品番をゲットした。
【DMEの分解】
DMEを裏返すとカバーの爪が10箇所折り込んである。
まず小さいドライバーで爪を起こす。
続いて大きなドライバーで垂直に起こしていく。
10箇所の爪が起きた。
表を向けて、カバーを外す。
基盤が2重構造になっている。
上の基盤を外さないとROMが取れない。
上下の基盤のつなぎ部分。
この黒いパーツで基盤を固定している。
このパーツのはまり込みを抜く。
コネクター側。
こちらは少し複雑なはまり込みになっている。
サイドの爪を外しながら。
端子の上の爪をずらして押し込む。
両サイド同じようにすると端子が奥に入る。
基盤側をもって引張り出す。
端子部が抜けた。
基盤同士のジャンパーを切らないように広げる。
これでROMにアクセス出来るようになった。
上側の基盤の黒いカバーの付いているところがROMだ。
カバーを外す。
ROMが現れた。
ROMにも品番がうってある。
本来は専用の工具を使って脱着しないといけない。
もちろん持ってないのでドライバーで均等に引き抜く。
これでROMの取り出しは終了。
B11のROMの取り出し。 仕事終わりに国吉さんにお越し頂き、吸出しをしていただいた。
車からDMEを取り外す。
最初に紹介したDMEだ。
同じ要領でDMEを分解する。
これがアルピナチューンのROMだ。
元の品番シールは剥がされ、手書きでC35E 625の書き込みがある。
こちらは専用の工具で脱着。
さすがは専門家。(笑)
ROMリーダライターでデータの吸出し。
ノーマルROMとB11ROMの2つを吸出す。
あっという間に吸出し完了。
データを見ながら「ニヤリ」( ̄ー ̄)
説明してもらったが、チンプンカンプンだった。(@ @;
ROMを元通りにし、車にセットして終了。
現在、解析をお願いしているので、出来次第報告したいと思う。 よろしく、お願いします。m(_ _)m