2011年2月19日 B11スペシャルメーター その1(調査編)


【はじめに】

B11のメーターはB12のメーターに交換してある。これは松山にお住まいの坊ちゃんさんに譲って頂いたものである。

ただ、B12は750のため5Lエンジンでタコメーターのレッドゾーンや燃料計の容量が違っていて少し不満があった。

今回運よく東京のお仲間からM5のメーターを安く譲って頂けたので、B11用のスペシャルなメーターを作ることにした。



【M5メーターの調査】

たまたま手に入ったM5のメーター。 特徴はタコメーターの下が燃費計ではなくエンジンの油温計になっている点である。


以前から欲しかったが、なかなか出回らない貴重なものだ。(^o^)b


しかも運が良いことに裏側の色が同じタイプだった。


B11は同じグレーなのでポン付けが可能だ。


メーター裏の基盤。


特に変わったところは無い。


どうやらこちらの基盤に秘密が有りそうだ。___φ(◎◎へ)フムフム


B11のノーマルメーターを出してきて見比べてみよう。


まずM5メーターの象徴。


赤針とMマーク、そして油温計。


パネルは艶消しの黒である。


ノーマルだと燃費計になっている。


パネルは艶ありの黒になっている。


同じグレーパネルなので同じだ。


M5メーターのシール。


ノーマルメーターのシール。


微妙に数字が違っている。


ちなみにこちらはB12のメーターのシール。


基盤を詳しく調べてみる。


メーターには2枚の基盤がある。


M5のタコメーター裏の基盤。


ノーマルのタコメーター裏の基盤。


構成や使用部品は同じである。


M5裏パネルの基盤。


ノーマル裏パネルの基盤。


M5ではジャンパー線が追加になっている。___φ(◎◎へ)フムフム


M5基盤中央部。


ノーマル基盤中央部。


ノーマルでは空きがあるが、M5では全て埋まっている。___φ(◎◎へ)フムフム


で、ここから先は・・・・・分からん。(−−;


この基盤の裏側を調べてみる。


M5の基盤にはパターンが追加になっている。


先ほどのジャンパー線から左端の26ピンコネクターの9番ピンへ繋がっている。

この9番ピンが、油温センサーへと繋がっている。

この調査により、メーターのみの交換では無理なことが判明した。最初はメーターのみの交換を考えていたが、本体ごと交換する方法に変更した。


ノーマルメーターは今付いているB12メーターと交換してしばらく使うことにする。


右下のメーターは、以前に入手したB10メーターである。

【油温計の動作の確認とノーマル戻し】


今付いているB12メーターを取り外す。


ハンドルを取り外す。


メーター固定ネジを外す。


ハンドルコラムを布でカバーしてメーターを引っ張り出す。


メーター裏のコネクターを外す。


右端の白いコネクターが26ピンコネクターだ。


このコネクターにセンサーが繋がる線が入る。


矢印の赤マークが9番。


コネクターをばらす。


やはり9番には何も繋がっていない。


この9番はM5だけが使用しているようだ。


配線のストックから同じ形状のコネクター見つけてきた。


M5の配線では茶/紫だが、無いので茶/赤の線を使う。


コネクターに差し込む。


コネクターを元通りにしてM5メーターをセットする。


購入したM5の油温センサー。


このセンサーはオイルフィルターハウジングの根元についている。


先ほどの線とセンサーを仮につないでガストーチで暖めてみる。


目盛は50度からなので、すぐには針は動かない。


徐々に温度計の針が動いて機能することがが確認出来た。


°゜°。。ヾ( ~▽~)ツ ワーイ♪


後はこの線をエンジンルームまで引張ってセンサーをセットすればOK。(*^ー゚)bグッ!


確認できたのでノーマルメーターをセットする。


完成するまではこの状態だ。

その2(製作編)へつづく。


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