【はじめに】
以前から空燃比が気になっていた。特別にチューンする訳ではないが、今のエンジンがどうなっているかを知りたかった。
Sylky6のこだわり親父さんがB9に付けておられるのを見つけて、良さそうなので真似することにした。(笑)
将来的にはエアフロのホットワイヤー化もあるので空燃比を知るのはいい機会だ。
【O2センサー用ボスの取り付け】
まずは空燃比計の要のセンサーを付けられるようにする必要がある。
一応センサーの付ける位置は決まっていてエンジンから60cmくらいで触媒前。
現在のフロントパイプで位置を確認する。
丁度いい位置に既にボスが付いている。
これを利用しようかと思ったらサイズが小さかった。
でも、位置はここに決定。
フロントパイプを外して加工に取り掛かる。
今付いているボスをグラインダーで取り外す。
切り口を綺麗にして新しいボスを取り付ける。
TIG溶接でしっかりと溶接する。
ネジが問題ないのを確認する。
冷めるのをまって車に取り付ける。
センサーを付けるまでプラグをしておく。
まるで純正の様。(^o^)b
序でにMT化で不要になったステーもカッとした。
これで、邪魔のものが無くなった。
【メーターの移植】
さて、空燃比計が届いた。
メーターとセンサーモジュールが一式になっている。
さ〜、問題はこのメーター。
小さく薄くてイイのだが取り付けに困る。
ダッシュに付けているパネルには付きそうに無い。
また、デザインも今付いているVDOと違うので気に入らない。(笑)
で、VDOとサイズを確認するとドンピシャ。
メーターもラフな組立方のようで分解可能だ。
接着剤で固定してあるところをカッターで切り離す。
ドライバーでこじるとパネルが外れた。
パネルを外すとすぐに基盤がある。
有機ELの左右と下にある丸い銀色のモノがタッチパネルのボタンのようだ。
普通のボタンではなく端子のようなもので、多分静電式の為だろう。
パネルも枠に対して接着剤で付けてある。
指で押えると簡単に外れた。
パネルには基盤に対して位置決めの切り欠きがある。
ケースの裏に配線を止めてあるバンドをカッとする。
取ってみたら普通のタイラップだった。
基盤はと言うと、両面テープで止まっていた。
少しこじると簡単に外れる。
基盤を外す前に、各部の寸法を測っておく。
もちろん基盤にも切り欠きがある。
寸法測定によって必要な部品を製作する。
メーター移植用のパーツが揃った。
VDOのケースに位置決め用の出っ張りを適当なプラスチックで付ける。
これが無いと基盤とパネルがズレてしまう。
序でに中のカラーも止めておく。
出っ張りを綺麗に仕上げる。
加工が終わったので組み立てる。
まずは基盤をセット。
上のカラーをセットする。
パネルをセットする。
位置決めのお陰でズレない。
最後は枠を取り付ける。
いい感じである。
内部はそのままなので、タッチ操作も問題なく行える。
枠の裏をカシメ直して完成。
少し汚いが見えないので良しとしよう。(~o~;
やっと完成。
念のため通電して確認する。
【空燃比計の取り付け】
まずは、O2センサーから取り付ける。
O2センサーをボスにねじ込む。
配線は、ATのワイヤーが通っていたグロメットを利用する。
グロメットを外して線を通す。
でも、カプラがあってグロメットに通せない。
そこで、カプラを外す。
これで何とか通せた。
配線を突っ込んでグロメットを元に戻す。
ペラシャやレバーに当たらないように処理する。(^o^)b
防水カプラは断熱材のネジを利用してタイラップ止め。
途中の線も排気パイプに当たらないようにタイラップ止め。
これで、車外は完成。
メーターの取り付けに掛る。
パネルを外してメーターを交換する。
VDOのケースを使っているのでバッチリだ。
O2センサーからの線は、長いのでシフト周りに巻いておく。
段々と配線だらけになってきた。(~o~;
配線を整理してユニットにつなぐ。
ユニットをダッシュの中のスキマに押し込む。
ACCをON。
作動を確認。
やはりデザインが派手で合わないな。
でも、空燃比は理想値を示している。
ワイドやナローの出力もあるので今後の何かに役に立つだろう。また、拡張性もあって燃圧なども測れるので便利だ。(^o^)b
色合いに関しては、何か対策を考えないといけないな。( ̄▽ ̄;