【はじめに】
うちのB11にはSKスピーカーボードが付いている。アルピナのオプションだが最初から付いているわけではない。
オプションの場合オーディオシステム全体で100万ほどするものだ。(笑)
某オークションで入手したのはリアのスピーカーボードのみ。しかもジャンク品だった。
スピーカーは劣化で破れてみるも無残だった。それをスピーカーを取り換えて使っている。
このボードは上下2重になっていてスピーカーが隠れるような構造になっている。
その上側のカバーがスピーカーを塞いで、こもった様な音になってしまうので現在はカバーを外して使っている。
【スピーカーボードカバーの改造】
これが外してあるカバーボード。
SKの文字が誇らしげなのに付けられない。(>_<)
そこで、このボードを改造して付けられるようにする。
表面の革を止めているタッカーを外していく。
一個づつ慎重に外す。
改造する部分をグルっと外した。
表側をめくって見るとスポンジが入っていた。
スポンジが敗れないようにめくる。
中央付近にまとめて、ナイロンシートで養生しておく。
穴位置をケガいて中心に小さい穴を明ける。
大きな穴をどうやって明けるか考える。
ジグソーや鋸よりも、綺麗で早く明けられるこれを購入。
φ100ホールソーだ。(^o^)b
充電ドリルにセットしてゆっくり明けていく。
綺麗に明けることが出来た。(^o^)b
残りの穴も同じように加工する。
穴の周囲をペーパーで綺麗に仕上げて艶消し黒を塗っておく。
養生してあった革とスポンジを元に戻す。
スポンジに穴のケガキをする。
ケガキにそってスポンジをカットする。
革の位置を確認しながらタッカーで止めていく。
外した所を元通りに止める。
穴の部分に切り目を入れる。
丁度良い大きさのものを突っ込んで形を決める。
ヒーターで暖めて形を造っていく。
一箇所づつ革を引張りながらタッカーで止めて行く。
表からは見えないので適当だ。(笑)
綺麗に穴を明けることが出来た。
これで、カバーの改造は終了。
メインのボードも改造するので外してきた。
ちなみに中央のスピーカーはダミーである。
オリジナルのスピーカーの枠だけカットして、パネルを貼っただけだ。
出来上がったカバーを付けてみる。
このボードは良く出来ていて、ローラブラインドが付くようになっている。
ピッタリ良い感じでスピーカーが覗いている。
問題はスピーカー自体のカバーをどうするか?
このスピーカー用のグリルを合わせて見る。
カバーを付けて確認する。
良い感じだ。(^o^)b
この方法で行くことにする。
【スピーカーボードの改造】
メインボードの改造に取り掛かる。
ノミを使って一部を切り取る。
位置をケガいて穴を明ける。
アッテネーターを取り付ける。
ツイーター用のアッテネーター。
これで、高音のレベルを調整している。
今まではボードの中に置いていたので調整が出来なかった。
これでいつでも調整出来るようになった。
いい感じである。
外したSKのエンブレムは中央部分に付け直した。
【スピーカーボードの取り付け】
ボードの無い状態。
これが16cmウーハー2基。
トランク内のボックスで鳴らしている。
周りのスポンジは吸音材。
完成したボードを取り付ける。
ネットワークの配線を元に戻す。
ボードのセット完了。
カバーで隠れるので中央のスピーカーのパネルを外した。
上部カバーを取り付ける。
リアシートを元に戻す。
思ったより良い感じに仕上がった。
これで、音のこもりを気にすることは無くなった。
しかも、ツイーターのレベル調節も簡単だ。
グリルのお陰でカッコよくなった。
端にあったエンブレムを中央に持って来たおかげで存在感が出た。
リアボードもすっきりとして高級感がでたかな。(^o^)/
これで、本来のSKスピーカーシステムらしくなった。(^o^)b