2012年12月31日 リアスピーカーボードの改造


【はじめに】

うちのB11にはSKスピーカーボードが付いている。アルピナのオプションだが最初から付いているわけではない。

オプションの場合オーディオシステム全体で100万ほどするものだ。(笑)

某オークションで入手したのはリアのスピーカーボードのみ。しかもジャンク品だった。

スピーカーは劣化で破れてみるも無残だった。それをスピーカーを取り換えて使っている。

このボードは上下2重になっていてスピーカーが隠れるような構造になっている。

その上側のカバーがスピーカーを塞いで、こもった様な音になってしまうので現在はカバーを外して使っている。



【スピーカーボードカバーの改造】


これが外してあるカバーボード。


SKの文字が誇らしげなのに付けられない。(>_<)


そこで、このボードを改造して付けられるようにする。


表面の革を止めているタッカーを外していく。


一個づつ慎重に外す。


改造する部分をグルっと外した。


表側をめくって見るとスポンジが入っていた。


スポンジが敗れないようにめくる。


中央付近にまとめて、ナイロンシートで養生しておく。


穴位置をケガいて中心に小さい穴を明ける。


大きな穴をどうやって明けるか考える。


ジグソーや鋸よりも、綺麗で早く明けられるこれを購入。


φ100ホールソーだ。(^o^)b


充電ドリルにセットしてゆっくり明けていく。


綺麗に明けることが出来た。(^o^)b


残りの穴も同じように加工する。


穴の周囲をペーパーで綺麗に仕上げて艶消し黒を塗っておく。


養生してあった革とスポンジを元に戻す。


スポンジに穴のケガキをする。


ケガキにそってスポンジをカットする。


革の位置を確認しながらタッカーで止めていく。


外した所を元通りに止める。


穴の部分に切り目を入れる。


丁度良い大きさのものを突っ込んで形を決める。


ヒーターで暖めて形を造っていく。


一箇所づつ革を引張りながらタッカーで止めて行く。


表からは見えないので適当だ。(笑)


綺麗に穴を明けることが出来た。


これで、カバーの改造は終了。


メインのボードも改造するので外してきた。


ちなみに中央のスピーカーはダミーである。

オリジナルのスピーカーの枠だけカットして、パネルを貼っただけだ。


出来上がったカバーを付けてみる。


このボードは良く出来ていて、ローラブラインドが付くようになっている。


ピッタリ良い感じでスピーカーが覗いている。


問題はスピーカー自体のカバーをどうするか?


このスピーカー用のグリルを合わせて見る。


カバーを付けて確認する。


良い感じだ。(^o^)b


この方法で行くことにする。

【スピーカーボードの改造】


メインボードの改造に取り掛かる。


ノミを使って一部を切り取る。


位置をケガいて穴を明ける。


アッテネーターを取り付ける。


ツイーター用のアッテネーター。


これで、高音のレベルを調整している。


今まではボードの中に置いていたので調整が出来なかった。


これでいつでも調整出来るようになった。


いい感じである。


外したSKのエンブレムは中央部分に付け直した。

【スピーカーボードの取り付け】


ボードの無い状態。


これが16cmウーハー2基。


トランク内のボックスで鳴らしている。


周りのスポンジは吸音材。


完成したボードを取り付ける。


ネットワークの配線を元に戻す。


ボードのセット完了。


カバーで隠れるので中央のスピーカーのパネルを外した。


上部カバーを取り付ける。


リアシートを元に戻す。


思ったより良い感じに仕上がった。


これで、音のこもりを気にすることは無くなった。


しかも、ツイーターのレベル調節も簡単だ。


グリルのお陰でカッコよくなった。


端にあったエンブレムを中央に持って来たおかげで存在感が出た。


リアボードもすっきりとして高級感がでたかな。(^o^)/

これで、本来のSKスピーカーシステムらしくなった。(^o^)b


BACKINDEXNEXT


inserted by FC2 system