【はじめに】
ファイナルを3.73に戻してしばらく乗ったが、やはり燃費が悪い。( ̄ェ ̄;
大体の構想がまとまって3.45がベストだとの結論に達しつつある。
そこで、今現在入手しているファイナルで唯一テストしていない3.23を付けることにした。
3.15に対して余り変わらないので期待をしている訳ではない。
ただ、この3.23はギヤのみを入手しているので組み換えをする必要がある。
【ファイナルを3.73から3.23に変更】
MT化当初のファイナル3.73での計算表。
実際の数値。(2000rpm)
1速 12km/h
2速 25km/h
3速 45km/h
4速 60km/h
5速 80km/h
この先使わない3.15を使って3.23を組み立てることにする。
3.15のデフ。
既に粗方分解してある。
ピニオンギヤはどちらも歯数は13。(^o^)b
ただしサイズが違うのがお分かり頂けるだろう。
リングギヤは3.23は歯数42(左)。
3.15は歯数41(右)。
3.23はE36 M3Cのもので、同じラージデフなので転用が出来るのだ。
リングギヤの取り付けネジのサイズが違う。
3.25はM12、3.23はM14である。
そのままでは付かないのでデフ玉の穴を大きくした。(^o^)b
ボルトもM14を入手しておいた。
リングギヤをデフ玉に組み付ける。
リングギヤを軽く炙って60度くらいにする。
冶具を使ってデフ玉に挿入する。
冷めるまでしばらく放置。
ギヤが冷めたらボルトにネジロックを塗布して締め付ける。
まずは、トルクレンチで100Nm。
その後角度締めで30度。
印を付けながら対角状に締めていく。(^o^)b
このあと、ピニオンギヤの組み換えを行った。仮の装着なので、ベアリングやシールはそのまま転用した。
ギヤの調節は適当に済ませておいた。(笑) もちろんフリクショントルクも適当だ。(爆)
これはさすがにお見せできないので画像は無しです。( ̄▽ ̄;
デフを組み込んで最終チェック。
バックラッシュの調節。
規定値0.06〜0.14mm。
測定結果0.08〜0.10mmとなった。
光明丹で歯当たりの確認。
わりと綺麗に当たっているので、問題なし。
最後にカバーを付けて終了。(^o^)b
元々入っていたオイルを充填しておく。
タグを裏返して3.23を記しておく。
デフの交換。
これで、ファイナル3.23のテスト開始。
ファイナルを3.23にした場合の計算表。
実際の数値。(2000rpm)
1速 17km/h
2速 33km/h
3速 55km/h
4速 73km/h
5速 93km/h
運転してみての感想は、加速性は思ったとおり悪い。元の3.15に比べて、多少ましな程度。
高速クルージング性は格段に良くなって、これなら燃費も期待できるだろう。
しばらくはこのままで様子を見ることにする。