2013年6月2日 クイックリリースボスの取り付け


【はじめに】

以前から気になっていたアイテムの一つ。 クイックリリースボス、別にレースをする訳ではないが付いていると何かと便利そうだ。

メンテ時にハンドル下などの作業時に結構邪魔なハンドル。 今のハンドル(ナルディ)にしてから外すのが面倒になった。

でも、これを付けるとハンドル位置が手前に来るので問題があった。



【クイックリリースボスの取り付け】


某オークションで見つけたとき、これだと思わずポチッ。(笑)


流石に今付いている物の加工は出来ない。


でも、これがあれば・・・・( ̄▽ ̄;


これはE32の純正ボス。


当然MOMOである。(^o^)


裏にはホーン用の摺動板とハンドルロックの溝がある。


このタイプがなかなか無かったのだ。


ホーンの線が邪魔になるので取り外す。


これで加工準備OK。


これも某オークションで入手したクイックリリースボス。


諭吉様御一人でお釣りがくる。


多少の不安はあったが、見てみるとしっかりしていた。


このままボスに付けるとこうなる。


流石に60mmも前に出来ない。


このボスで唯一気に入らない部分。


それは全部が黒じゃないこと。( ̄ェ ̄;


この部品も黒にする為アルマイト加工に出す。


その間にボスの加工に入る。


まずは寸法測定。


上側45mm。


全長85mm。


クイックボスが62mmなので上側を削って付けるとプラス20mmとなる。


すると現状より20mm手前に来ることになる。

現在チルトで手前に20mm寄せてるのでピッタリだ。


まずは、ハンドル用の穴を写し取る。


穴位置を正確にケガいていく。


上側部分の切り取り。


上側部分は鉄製で、アルミのボスに鋳込んである。


ピッチサークルのケガキ。


モモとナルディどちらもいける様にした。


小さい穴を明けておく。


旋盤で表面の加工。


これでツライチになった。


ネジの下穴を明ける。


タップを立てる。


ホーン用の線の穴のため一箇所明けられなかった。


ホーン線を通す為の溝加工。


ボスによって塞がれるのでこの溝に線を逃がす。


塗装するのでマスキング。


プラフサ塗布。


艶消しブラック塗装。


ボスの出来上がり。


アルマイト加工から帰ってきた。


組立。


全て黒になってスッキリした。( ̄▽ ̄;


見えないところは省略。(笑)


ボスにセットしてみる。


クイックボスのみは62mm。


ボスと合わせると105mm。


元は85mmなので、丁度20mmの延長。


摺動板のセット。


これで部品の完成。


もう一つ気になるところ。


ボス同士のつなぎ目。


元々付いていたカバーを使って目隠しする。


カバーをカットする。


これでスッキリと付けられる。


さて、取り付けである。


まず、ハンドルを外す。


ホーンボタンだけ取れないので邪魔臭い。( ̄ェ ̄;


これが純正のボス。


革風なカバーが付いている。


カバーを取ると同じ形状だ。


純正ボスを外す。


改造ボスの取り付け。


これも純正なので問題なし。


ホーンの配線の加工。


アルマイトのためアースが効かないのでセンターのネジに挟み付け。


クイックボスのセット。


アルマイトを一部剥離してアースにする。


ハンドルをとホーンボタンを付ける。


取り付け完了。


黒にしたお陰でパット見分からない?


ほら、分からない。( ̄ー ̄;


ちなみに中間のカバーを外すとこうなる。


これじゃ〜ね。( ̄▽ ̄;


ハンドルのリリース方法。


まず、上側のボタンを押える。


押えたままカラーを手前に引張る。


撮影の為、片手ですが本来両手で行う。


外れると共にカラーもロックされる。


付ける時は、目印を基準に取り付ける。

カチッとはまるまで押し込むだけ。


別の位置にはめても回転させれば正規の位置でロックする。


そしてダッシュの上に。(笑)


ちょっとレーシーな感じになる。


でも・・・・・レバーが遠くなってしまった。( ̄ェ ̄;



ボスを買い換えるか?(爆)

操作ついては、回転方向にガタは無い。 ただ多少前後方向にガタがある、これはクイックにする以上避けられないガタなので仕方が無い。

問題は耐久性かな、色々と不具合も聞くので其処が心配なところではある。( ̄ェ ̄;


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