2013年7月21日 クラッチフルードの別タンク化


【はじめに】

MT化のときに気になっていたクラッチのブレーキフルードとの共通使用。 フルードは同じものなので分ける必要が無いと言うことだと思うが。

使用量から言うとクラッチのほうがかなり少ない。 と言うことは劣化も早いと言うことだ。

どちらも重要なものなので、定期的に交換をしたい。 そこで、クラッチのフルードを独立させる為別のタンクを設置することにした。



【クラッチフルードの別タンク化】


右ハンドル用のクラッチフルードリザーブタンクを転用する。


そして、MT化でクラッチ用ノズルをカットしたので新しいブレーキリザーバータンクも用意。


タンクの取り付け位置を検討した結果、ここに決定。


今付いているホースの長さもここなら問題なし。


取り付けはこのプラナットを利用する。


タンクに合わせてブラケットの製作。


仮に固定してみた。


バッチリである。(^o^)v


ブレーキリザーバータンクを取り替える為フルードを抜き取る。


フルードが周りに掛らないようにウエスで養生しておく。


注射器を使ってフルードを抜き取る。



フルードがかなり変色している。


確かリアブレーキホースを変えたときに補充して以来換えてなかった。( ̄▽ ̄;


残っていると外す時にこぼれるので出来るだけ抜き取っておく。


まずはクラッチシリンダー内のフルードを出す為に圧力を掛ける。


レリーズシリンダーのブリーダーバルブを緩めて、フルードを抜く。


量は少ないのですぐに抜ける。


かなり黒く変色している。



去年の5月にMT化して1年過ぎたので換え時だった。


クラッチ用のホースをタンクから抜き取る。


リザーバータンクを横に捻るようにして外す。


何とかこぼれずに済んだ。


当然シールゴムも取り替える。


タンクが無いうちにホースの取り回しを変えておく。


タンクの付く場所に出しておく。


新しいシールゴムをセットする。


タンクの新旧比較。


色が変色してるのが良く分かる。


この部分がクラッチ用のノズル。


キャップを付けても良かったのだが、気分的な問題。(笑)


ノズル部分に薄くグリースを塗って押し込む。


根元までしっかりと入れる。


新しいブレーキフルードを入れる。


前の残りなのでこれも変色していた。( ̄ェ ̄;


近いうちに入れ替えることにしよう。


キャップをしてセンサーのコネクターを繋ぐ。


クラッチのリザーバータンクをセットする。


ホースの取り付け。


ブラケットをネジで固定して完成。


クラッチフルードはこれを使ってみる。


ワコーズのSP−R。


リフィラーに入れてタンクにセットする。


クラッチペダルを前後させてエアを抜いていく。


ペダルが固くなったらシートを使って押したままにする。


レーリーズシリンダーのブリーダーバルブを緩めてエアーを抜く。


これを数回繰り返して完全にエアーを出す。


最後はフルードのレベルを確認して終了。


これで、クラッチフルードを別タンクにすることが出来た。


うまく隙間に納められたのでスッキリと出来た。

やはりクラッチフルードの劣化は早い。 フルードは吸湿性があって、劣化すると水分が多くなり沸点が下がって気泡が出来やすくなる。

ブレーキも同じだが出来れば1年毎に交換したほうが良い。


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