2015年1月4日 エアフロのホットワイヤー化


【はじめに】

九州オフの時にお世話になったZACKさんの愛車のB10がとても気になった。

実は色々と弄っておられて、中でもエアフロをホットワイヤーに交換されていた。 以前から興味が有り是非やりたいと思っていたが頓挫。

そんな時に実際に動いている車に出会えたのは大きな収穫だった。( ̄▽ ̄;

それから、何度かやり取りをさせて頂き、必要なものやノウハウ、もちろんセッティングデータも気前よく教えて頂いた。

後はやる気と時間次第だ。(笑) 

パーツも揃って問題はいつやるか? のんびりしていたら年末になってしまった。 あっ、正月休みがあるやん。( ̄▽ ̄;



【フラップ式エアフロからホットワイヤー式エアフロへ】


コントローラーは、A’PEXiの燃調コントローラAFCneo。


肝心のエアフロは、日産R35GT−R用 型番22680 7S000。

φ80エアフロアダプターとコネクターも購入。


以前に購入しておいたK&N ラムエアシステム GruppeM。
(Z4用のもの)


アルミφ80パイプ各種。(ちと買い過ぎたけど。( ̄▽ ̄;)

シリコンジョイントチューブ、ホースバンド。


まずは準備から。


吸入フィルターの取り外し。


エアフロの取り外し。


フィルターケースも取り外し。


ラムエアを付けるにあたって邪魔になるウォッシャータンクも取り外しておく。


ここからは電気系の作業に取り掛かる。


DMEの収まるEボックスを開ける。


独自にスロットル信号を取るために配線の確認。


スロットルスイッチのコネクター。


実はこれは、スイッチだけだと思われがちだがセンサーとしての役目もある。

そのセンサーはオートマのコントローラーに使われているのだ。


配線を追いかけてここに発見。


さらに確認するとここから室内に入っている。


室内の調査。


右側のキックボードを取り外す。


さらに奥の上側に付いているのがATコントロールモジュール。


グローブボックスを開けて手前に引き出す。


その奥にあるエンジンルームとの境。


これがEボックスとをつなぐ通路。


既にセキュリティー用に配線を通してあるが。(笑)


それがEボックスの室内側のここにつながっている。


ここである。


直線ではなくクランク状になっていて通し難い。

ここに2本の線を通しておく。


さらにDMEのコネクターをバラして配線の確認。


確認出来たら実際に配線をつないでいく。


いつでも戻せるように、配線カットはせず追加と言う形をとる。


もちろんタップは使わず、全て半田付けとする。


ここから取るのは、エアフロ信号のINとOUTである。

吸気温度信号は直接DMEに入れる。

アースはEボックス内でボディーアースとする。


エアフロに行く配線はエンジンから遠いここを通す。


半田箇所を絶縁して養生し束ねる。


配線はコルゲートチューブで保護。


これで、エンジンルームは終了。


室内側の配線に取り掛かる。


これはEボックスからATコントローラーに入る途中のコネクタ。

その中からスロットル信号の線を分岐取り出しする。


そして、回転数信号の取り出し。


DMEから取り出せるが簡単にメーター裏から分岐する。


全ての配線をグローブボックス内へ。


燃調コントローラーの配線とジョイントする。


他には+12V、アース、イルミである。


ここから分岐。


配線を綺麗に束ねて収納する。


コントローラーともつないでおく。


セッティングが必要なのでここに仮配置。


キーをONにして作動確認。


問題なく動いた。


これで、電気系は終了。


Z4用 K&N ラムエアシステム GruppeM。


もちろん形状が合うわけはない。


暫定として使うが、将来的にはフードは合う物を造りたい。(^o^)b


まずは位置決めから。


タオルを敷いて位置合わせを行う。


フードの形状から位置を合わせる。


とりあえずはこの位置で考えてみよう。


90度パイプを使用するとこんな感じ。


ちょっとフィルター側がキツイか?( ̄ェ ̄;


45度、これならシリコンホースで吸収出来そう。


寸法を測って切断する。


エアフロアダプアーもつないで確認。


特に問題なさそうなのでエアフロの配線を固定。


ラムエア付属のステーを加工して固定。


二か所目。


エアフロの下にもう一か所。


薄いステーしか無かったので後日付け直し予定。

暫定ではあるが、うまく配置出来たと思う。 熱影響などさらに検証が必要だが、とりあえずこれで動かせる状態になった。

  

  


後にヘッドカバーをALPINAバージョンに交換予定。


なので、この配置以外にないのだが。( ̄▽ ̄;


では、コントローラーの設定から始める。


当然エンジンはまだ掛けられない。


メインメニュー画面。


モニター画面。


そしてこれがエアーマップ。

ZACKさんに教えて頂いたデータを打ち込んでいく。

データにスロットル信号は無いので、そこは適当に決める。(笑)

さて、エンジン始動。( ̄ェ ̄; 最初はハンチングして安定しない。 DMEが学習を始めているためだ。

しばらくするとアイドリングが落ち着いてきた。 エンジンの吹け上がりも問題ない。

アクセルのツキがまるで違う。 回転もとてもスムーズである。 とりあえず動くように出来てホッとした。( ̄▽ ̄;

 

【ウォッシャータンクの交換】


さて、残ってる問題を解決しよう。


ラムエアを付けるで外したウォッシャータンク。

実は前から考えていてV12用のタンクを入手しておいた。

これだとラムエアの下になるので邪魔にならない。


取りつくか確認する。

一か所ステーが邪魔するが問題ないようだ。



このタンクには入り口が無い。

それもその筈、V12では二つのタンクが備わっている。
一つはウインドウ用でエンジンルーム上部。
もう一つがこれでウインドウ用とホースで繋がっているからだ。


そこで、外したタンクから入り口を移設してしまおう。


入口を切り取る。


取り付ける位置を決める。


ドリルで穴を明け、リューターで広げる。


二液性の強力ボンドで接着する。


序に不要なノズルも撤去する。


しっかりと接着。


ノズル部分はボンドで埋める。


早く乾くようにヒーターで温める。


取付に邪魔になるステーの撤去。


グラインダーで切り取ってプラフサ塗り。


ドルフィンメタで仕上げ。


タンクの取り付け。


タンクが浅いので警告スイッチは付けずに短絡おく。


ラムエアを付けてみる。


下部の干渉も問題なし。


ちょっとウォッシャー液が入れ難いが。( ̄▽ ̄;

【空燃比計の取り付け】


以前に一度付けたが外してあった。


セッティングには欠かせないので再度取り付け。


O2センサーを付けて配線を通す。


右フェンダーから車内へ。


グローブボックス内へユニットの設置。


メーターは明るいので離れた場所に両面テープで固定。( ̄▽ ̄;


これでセッティングの準備はすべて整った。

後は実際に運転してみて、セッティングを詰めていくしかない。 何れにしてもエンジンを壊さないように注意深く進める必要がある。

さて、どうなるやら? 今後にこうご期待。(^o^)b


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