【はじめに】
我がB11のブレーキシステムは強化しておりブレンボキャリパーと2ピースローターを採用している。
ブレーキの利きについては申し分ない、しかし2ピースローターなのに熱を持ってくるとジャダーが発生する。
ローターが大きいのは良いがそのせいで純正の17インチのホイールが入らなくなってしまったのもネックだった。
今のタイヤはピレリーP-ZEROでゴムが固い、しかもロードインデックスが低いので3kg程の空気圧が必要なのでゴツゴツとした乗り心地だ。
このゴツゴツ感が乗り心地の悪さとなっており、だんだんと我慢出来なくなってきたので17インチに戻すことを考え出した。
まずはローターの交換をしないといけないが、今のローターはジャダーが発生するので丁度いい機会だ。
そこでローター径の小さいものを採用し、キャリパーを内側に移動、17インチのホイールを履けるようにすることにした。
【ブレーキローター交換とホイール17インチ化】
キャリパーブラケットの加工が必要なので会社で作業する。(笑)
今回使うローター。
VOING 12S
(12スリット、熱処理、塗装済み)
BMW E38 750i 5.0L V12用
サイズ F φ334 t32
R φ328 t20
まずはフロントから。
キャリパーを外す。
ローターを外してブラケットを外す。
ブラケットをフライス盤で加工。
キャリパー取付け面を3mmカット。
加工面に防錆処理。
フロントローターの比較。
右:2ピースドリルドローター(φ340 t32)
左:1ピーススリットローター(φ334 t32)
外径以外の寸法差は無い。
ハットの大きさは小さくなる。
ローターの取付け。
メーカー推奨の回転方向で取付け。
ブラケットの取付け。
キャリパーの取付け。
17インチのホイールは掃除の時に錘は外したので取り直し。
タイヤは、REGNO GR−9000 235/45R17 93W。
ホイールの取付け。
キャリパーキャリパーに干渉してないか確認する。
リブとの隙間が少ないので5mmのスペーサーを入れる。
続いてはリア側。
キャリパーの取外し。
ローターを外して、ブラケットも外す。
キャリパー取付け面の加工。
こちらは2mmカットした。
防錆処理中。
リアローターの比較。
右:2ピースドリルドローター(φ340→φ336加工 t28)
左:1ピーススリットローター(φ328 t20)
外径以外にも厚さや高さが違っている。
熱処理してあるため焼き色が付いている。
リアはもちろんサイドブレーキ対応。
ブラケットの取付け。
ローター位置が違うのでブラケットも一工夫。
裏表逆に付けてスペーサーで位置を変えた。
これならブラケットを作り直す手間が省けるのだ。( ̄▽ ̄;
ローターの取付け。
こちらも推奨回転方向。
キャリパーの取付け。
ホイールのバランス取り。
タイヤは、NEXEN N3000 275/40ZR17 98W。
リアはスペーサーを入れないと付けられないことが判明。
仕方なく18インチを入れておく。(笑)
こうしてみるとタイヤの薄さがよく解る。
帰ってからスペーサーを入れて17インチホイールを取付け。
外した18インチホイール。
よく見ると亀裂が・・・・・( ̄ェ ̄;
アカンやん。(;一_一)。
17インチに戻して正解かも。(笑)
このタイヤで九州行ったのに。(爆)
完成したブレーキと17インチホイール。
フロント。
リア。
この年代の車には小さいホイールが似合う?( ̄▽ ̄;
乗り心地も快適になって言うことなし。
ただし、タイヤが古いので注意が必要だ。(笑)
残念ながらホイールは汚いまま、タイヤはまだ溝が有るから交換するときにホイールのリペアに出したいと思う。
その時はまた18インチに戻す?(爆)