2008年7月7日 オートクルーズワイヤーの交換


【はじめに】

今回はオートクルーズワイヤー交換を行ったのでレポートする。前のアクセルワイヤーの交換レポートでも書いたが本国にも在庫が無かったので別のものを利用して製作し取替えを行うことした。

必要なものは、E32アクセルワイヤー、しかしオートクルーズワイヤーよりアクセルワイヤーの方が短くそのままの転用は不可能。そこで同じサイズで長めのワイヤー、自転車のワイヤーケーブルを用意して製作することにした。

 

【ワイヤーの製作】

まずアクセルワイヤーを分解する。


新品のアクセルワイヤー(少し勿体無い)

ペダル側のフックを切断する。






ワイヤーを引き抜く。

ペダル側の固定部を分解してみた。ここは全て使わないがゴムブッシュはエンジン側と同じ大きさのため使えそうだ。


真ん中がゴムのブッシュ

エンジン側の先端を分解。


全て使う。

長さを延ばすために購入した部品。国産アクセルワイヤーをそのまま使っても良いのだがワイヤー径が太く鉄製であるため使用しない。そこで自転車用のステンレス製ワイヤーを使うことにする。


三菱の軽用アクセルワイヤーと自転車のワイヤー




用意が出来たので、現在のワイヤーを外す。アクチェーター側のはず仕方は、画像の部分をドライバーで押しながら引き抜く。このとき先にエンジン側は外しておく。




ワイヤーは中で金具に引っ掛けてあるのでそれを外す。






外したワイヤー

使う部分と用意した部品の比較。








三菱のワイヤーを旧ワイヤーの長さに合わせてカットする。かなり長さに余裕があり2本取ることが出来た。1本は予備としてストック。

自転車のワイヤーも同様に長さを揃えてカットする。これも長くてストックが出来た。


ワイヤーに付いている金具はワイヤーがカシメてある部分を切断し新たにワイヤーの入る穴を開ける。




各部をカシメて(ワイヤーが抜けなくなるまで押しつぶす)出来上がりである。












 

【取り付け】

アクチェーター側の取り付け


ワイヤーを引っ掛ける。

この部分を入れるときに向きに注意する。




つけると時はパチンと嵌めるだけである。次に中間部分のゴムブッシュを車体の切欠き部に嵌める。




エンジン側をブラケットに通す。




ゴムブッシュを嵌める。




ワイヤーをゴムブッシュに押し込む。




ワイヤーの遊びを調整して完了。




これで両方のワイヤーが新品に換わった。




これでもう換えることは無いと思う。多分・・・


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