2008年12月17日 エアコンの修理 その4(組立編)


【はじめに】

エアコン修理 その3(補修編)に続いて、その4をお届けする。この編では補修した機器の組立をレポートする。

 

【各機器の取り付け】

今回のエアコン修理のついでに計画したレトロフィットのために購入したキットである。


リキッドタンク(以下リキタン)、プレッシャースイッチ、Oリング、バルブアダプター、シール3枚

検査から帰ってきたエバポとエキパンとOリング。エバポは、検査の結果、特に漏れも無く良好とのことであった。




Oリングを入れてエキパンとエバポを取り付ける。








室内とエンジンルームの境のジョイント部に新しいOリングを入れる。




注意!! エバポを挿入する前に反対側の温度センサーを必ず抜いておく。


これをしないとエバポを入れたときにセンサーを曲げてしまいます。

組み立てたエバポをハウジングの中に挿入する。




奥までしっかり押し込む。




温度センサーを元に戻す。




新しいOリングを入れた配管を取り付ける。




配管をボルトで固定する。




エンジンルーム側のジョイント部からもボルトで固定する。このとき忘れないようにタッピングビスもつけておく。




リキタンの新旧比較。新しいリキタンにスイッチをセットする。


旧リキタンにはスイッチが3つ付いているが新しいものには1個しかない。1個のスイッチから線が2種類出ている。

リキタンの取り付け。




オイルを入れ替えたコンプレッサーを取り付ける。分解時と同じく上からの作業でOKだ。


オイルを溢さないよう慎重に作業する。

補修した配管を順番にセットしていく。その前にバルブアダプターを配管につけておく。もちろんOリングも全て新品に取替え。




配管の一部がエンジンの出っ張りに当たるので巻きなおした。




コンプレッサーのクラッチ線を繋いで配管にタイラップで固定する。




リキタンのジョイント部の締め付け。




コンデンサーのジョイント部の締め付け。




室内貫通部の配管のジョイント部の締め付け。




この部分だけが裸でかわいそうなので、あまった断熱材を巻いてみた。




エンジンルーム側の取り付けが終了。


コンプレッサー部


リキタン部


バルブアダプター部

エンジンルーム側が終わったので室内側を組み立てる。分解時の逆の手順だ。


エバポのカバーをセットする。


ダクトを取り付ける。

他のものも元に戻して全ての補修作業が終了である。お疲れ様でした。




本当はこのレポート(エアコン修理 その4)で終わる予定だったが、少し長くなったので予定を変更してもう1レポートお届けする。

最後はガスチャージ編である。これで本当に最後である。お楽しみに!


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