2010年7月25日 ステアリングアーム(ピットマンアーム)の交換


【はじめに】

アルピナシャーシセットの交換に合わせてリアのステアリングアームの交換をした。引き続きchachaさん、つばめさんのお二人にお手伝いをお願いした。

以前から後ろで「カタカタ」「ギシギシ」「コトコト」と異音がしていた。あまり安いものは不安があるので、そこそこの物を購入してあった。

ただ所詮はOEM品なのでグリースの量などは心配である。そこで、確認を兼ねて分解することにした。



【ステアリングアームの交換】

サス・ショックの交換でリフトアップしてあるのでボルトを緩めれば交換出来る状態にある。


今回交換するステアリングアーム。(ピットマンアームとも言う)


ペリカンパーツで購入してあったもの。

2種類あったが高い方を選んだ。


ブーツの部分が透明の素材で出来ている。


ブーツの止め環を外す。

C型のリングだ。


本体側の止め環を外す。

こちらはコイル状になっている。


グリースの状態。


ところどころ詰まっていない所がある。(~o~;


グリースの種類が分からないのできれいに拭き取って入れ替えることにする。


グリースを拭き取っているところ。


綺麗になった。


ピロボールを入れてカシメてある。


入れるグリースは、chachaさんがお持ちだったこのグリスを使うことにした


ハブベアリングなどに使用する高級なマルチグリースだ。

(ウレア系高温・高負荷用多目的グリース)


隙間なく綺麗に充填する。


少し多い目に入れてブーツを被せる。


なお、ブーツ側にもグリースを入れておく。


適当なシャフトを突っ込んで動かしてグリースを馴染ませる。


止め環をセットする。


ブーツをはめてからではリングが入りにくい。


ブーツを浮かせた状態で先にブーツにリングをセットする。


ブーツと一緒に押し込むとスッと入る。


はみ出たグリースを綺麗に拭き取って完成。


ブーツが透明なのでグリースの赤で綺麗になっている。


これが外したアームだ。


グリースのグの字もなく完全にカラカラである。


片方は指でカタカタと動く状態だった。


千切れたり穴が開いたブーツ。


車体にセットして終了。

今回の交換では、グリースの入れ替えを実施した。購入状態に比べて遥かに寿命が延びただろう。今後経過を観察していきたい。

ブーツさえ問題ないなら、定期的にグリースの補充をすればかなりの寿命が期待できそうだ。

左右で、購入そのままとグリース入れ替え物をそれぞれセットして観察しても面白いかもしれない。 ( ̄ー ̄)ゞ


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