【はじめに】
今年の夏は異常に暑い。(;´▽`lllA`` 猛暑が続いている。そのせいでB11も水温が安定せず試行錯誤のメンテが続いている。
電動ファン、ラジエター、アディショナルファンなどなど、色々とやってはいるが今ひとつこれと言うのが見つかっていない。
そこで、今回は原点に帰って水周りの点検を兼ねて冷却水(クーラント)の入れ替えをしてみた。
【冷却水(クーラント)の交換】
リフトで上げてもいいのだが、冷却水を受けるのが大変なので外で作業することにした。これも電動オーニングのお陰で出来る作業である。
冷却水が流れてもいいようにエンジン部分をガレージから出して準備する。
まず、アンダーカバーを外す。
ラジエターのドレンプラグを外して冷却水を抜く。
それからロアーホースも外してここからも抜く。
ラジエターはこれで抜けた。
サーモスタットハウジングを外す。
サーモスタット、これも後ほど作動を確認する。
サーモスタット部から水道を入れてエンジン内部のクーラントを濯ぐ。
ヒーターコアの入口も外してコア内のクーラントを濯ぐ。
これを各穴に対して数回行い、元のクーラントが無くなるまで(透明になるまで)行う。
透明な水になったら、まだ付いているホースを外。
各穴にエアーを入れて中に残っている水を出来るだけ追い出す。
エアーを入れることによって中の錆も一緒に出てくる。
錆が無くなるまで、水を入れて出すを繰り返す。
錆が出なくなり、水もほぼ出たら外した部分を元に戻す。
サーモスタットは、問題なく作動していた。
(約80℃開き始め、90℃で全開となった。)
今回入れるクーラント。
RGレーシングギヤのPOWER LLC。
原液使用タイプで水は入れない。
タンクが一杯になるまでクーラントを入れる。
とても綺麗な青色だ。
タンクが一杯になったらホースをもみもみしてエアーを追い出す。
ある程度出来たらヒターを全開にしてエンジンをかける。
ヒーターの所はエアーが抜けにくいので、ヒーターバルブをばらしてエアーを抜く。
ヒーターから温風が出てくればOKだ。
サーモハウジングのエア抜きネジからもエアーを抜く。
水温に注意しながら、ある程度してからエンジンを止めてしばらくしてからエアーを抜く。
これを数回繰り返す。このときもちろんホースをもみもみする。
ある程度エンジンを掛けておいて異音や温度上昇が無いか確認する。
最後にクーラントが冷めてからレベルを調整して終了。
色が青いのでレベルが分かりやすい。(^o^)b
後ほど運転してレベルや水温のチェックをする。
クーラントを入れ替えて水温が95℃までで安定するようになった。100℃にはは行かなくなった。エアー抜きも特に入念にしたのでその効果もあるかもしれない。
まだ、解決はしていないが、しばらくはこれで様子を見てみることにする。