【はじめに】
間違っていたアルピナシャーシセットのフロントスプリングがやっと届いた。今日はその取替えとついでにストラットの取り替えも行う予定だ。
今回もBMWなお仲間にお手伝いをお願いした。
【アルピナスプリングの比較】
間違っていたB12用のスプリングはまだ手元にある。こんな機会は滅多にないのでB11用と比較してみた。
アルピナテープに包まれた箱で到着。
箱を開けるとお詫びの紙と着払いの伝票が一緒に入っていた。
早速、比較してみよう。
左:B12用、右:B11用。
品番は合っている。
B12用:31 33 607。
B11用:31 33 606。
線径を測ってみる。
B12用、13.5mm B11用、13mm
巻数も確認。
B12用:5巻半。
B11用:6巻半。
バネの高さを測る。
17mmほどB11用が高い。
【スプリングとストラットの交換】
本日の助っ人は、おなじみboven7さんとつばめさんである。
朝の9時にboven7さん到着。
このとき、小僧は朝ごはん食べてました。(~o~;
直ぐにガレージを開けてリフトの準備をすると早速作業開始です。
タイヤを外して、ブレーキキャリパーとローターを外します。
本来ならこのままストラットごと外します。
でも今回は、ローターのバックプレートを転用するのでばらす必要があります。
シーリングキャップの端をドライバーで起こしてバイスプライヤーで挟んで外す。
中のナットの周り止めを起こして、46ボックスレンチで緩める。
プーリー抜きを使って抜き取る。
内輪が残ることなく簡単に取れた。
ハブの奥にあるダストカバーを取り外す。
ドライバー等で裏側から叩くと簡単に外れる。
3本のボルトを緩めてバックプレートを外す。
ついでに、少し洗うことにした。
キャリパーのブラケットを外す。
スタビライザーのリンクを外す。
ストラット下のステアリングアームを外す。
アームを下に下げておく。
ここで、ようやくつばめさんがいらっしゃいました。すでに10時半です。(~o~;
すぐに写真を撮りに行くboveb7さん。
さて、しばしの休憩後、続きをします。
リフトを下ろして、残っているストラットアッパーマウントを外す。
これでストラットが取り出せた。
ストラットをばらします。
スプリングコンプレッサーでバネを縮めて取り外し。
スプリングコンプレッサーを付け替えます。
スレッド リングを緩めて、ストラットからショックを抜きます。
新しいストラットにショックを入れます。
新しいスプリングにコンプレッサーをセット。
ダストカバーを付ける。
スプリングをセットしてアッパーマウントを固定。
左右同じ作業をして完成。
ストラットの比較をしてみた。
違うのはABSセンサーの付く穴の位置だけだ。
取り付けに取り掛かる。
まず、アッパーマウントを固定する。
リフトを上げて下回りの組立。
ステアリングアームの取り付け。
バックプレートの取り付け。
スタビライザーリンクの取り付け。
ABSセンサーの取り付け。
線がボロボロなのは見なかったことにしよう。(爆)
ハブを叩き込んで、ナットを締め付け。
トルクレンチで290Nmにセット。
このトルクレンチ、会社から借りてきた。ちなみに15諭吉です。(^o^)b
周り止めのカシメを入れる。
セット完了。
キャリパーブラケットの取り付け。
ブレーキローターとキャリパーを取り付け。
ローター固定用のネジ穴を加工。
タイヤを取り付けて終了。
終了時刻12時。早〜〜〜(@ @)
この後用事のあるboven7さんは、ここでお帰りになりました。有難うございました。m(_ _)m
外へ出して車高の確認。
次の日に車高を確認してみた。分かりやすいように同じサイズで比べて見た。
B12用スプリング。(フェンダーまで680mm) B11用スプリング。(フェンダーまで655mm)
E32用スプリング。(フェンダーまで650mm)
特に意味はないが各スプリングをまとめておこう。
適用車種 | 線径 | 高さ | 巻数 | 車高 |
ALPINA B12 5.0用アイバッハ | 13.5mm | 307mm | 5.5巻 | 680mm |
ALPINA B11 3.5用アイバッハ | 13.0mm | 324mm | 6.5巻 | 655mm |
BMW E32 735i用アイバッハ | 12.5mm | 313mm | 6.0巻 | 650mm |
これで、やっと本来のB11の足回りに戻すことが出来た。 出来ればもう少し下げた方が格好がよさそうだ。
でも、折角アルピナシャーシセットに換えたのだから当たり前だが、車高調なんかを入れるつもりはない。
外したストラットがあるのでそれを利用して。。。。。フフフッ ( ̄ー ̄)ゞ