2010年11月22日 G-SWAT アライメント測定と調整


【はじめに】

シャーシセットの交換や車高を下げたりと、足回りを結構触っている。それとガタのあったセンターロッドとタイヤを新しくしたばかりだ。

出来るだけ早いうちにアライメントを測定したかったがリアのリフレッシュまではと我慢していた。

リアのリフレッシュにあたり現状のアライメントを把握する必要があるので、測ってみることにした。

ネットで色々と検索したが、姫路ではG−SAWTアライメント測定機はSABぐらいしか置いていない。

少し範囲を広げて検索すると、お隣の町で置いているところが見つかった、早速予約して行くことにした。



【アライメント測定と調整】

場所は姫路の隣の加古川にある。


小雨がパラつく中、姫路バイパスに乗って一路加古川へ。


加古川西を降りて直ぐの所にある「オートセンターTOBAN」です。(^^)v


こちらがアライメント測定の専用工場。


建物に大々的に書いてあります。


これがアライメント測定機「G−SWAT」。


特徴はドライブオン方式で、実走行のようにタイヤを回転させて4輪同時に測れます。


G−SWAT VI。


操作データ表示画面。


測定する車種を入力する。


小僧のALPINA B11(E32 735i)が無く、一番近い車種で測ることになった。


ちなみにホイールベースは、2830mm。

この数値を打ち込むと機械が自動でその寸法に動いていた。


車のセッティング。


タイヤの位置は自動で調整されるのでゆっくりと進入する。


機械には変な出っ張りは無いので多少車高の低い車でも大丈夫なようだ。


車が定位置に入ったらハンドルをセンターで固定する。


この器具で固定する。


測定を開始するとタイヤの両サイドの機械がタイヤを挟み込む。


リア側。

上側のローラーの高さを調節。


フロント側。

同じく上のローラーを調節。


調整の為、リフトアップする。


下にもぐって調整できる高さまで上げる。


少し離れてみるとこんな感じになっている。


アライメント測定開始。


タイヤを少し回転させて安定したら、ハンドルの切れ角の測定。


ハンドルストッパーを外して画面指示に従って左右にハンドルを切る。


画面に操作指示が出ている。


これを数回繰り返して終わったらハンドルを固定する。


これがハンドルの切れ角他の測定値。


ここからタイヤを回してアライメントを測定する。


4輪とも同時に回っている。


リアのアライメント数値。


トーが大幅にずれている。

(右アームの交換と調整式に変更の為問題なし)


フロントも回っている。


フロントのアライメント数値。


トーがかなりずれている。

(いい加減で調整したからな〜)


フロントトーを調整。


右側も調整。


調整が終われば、再度回して測定する。


フロントトーを+0.7mmに調整していただいた。



キャンバーがずれているのは前日にクロスメンバーを外したせいだろう。

もう一度調整する必要がある。


この後、何度が測定をして結果をプリントアウト。


試乗のためにリフトダウンする。


車に乗り込み静かに外に出す。


ゆっくりと動かす。


小僧自身で確認する為、その辺を試乗。


ハンドルが真っ直ぐになって、戻りもよくなっている。

特に問題も無いので一発OKとなった。


調整前のアライメントデータ。


データシートPDF


調整後のアライメントデータ。


データシートPDF


フロントのキャンバーとキャスターはアーム固定部の調整で治るだろう。



リアキャンバーとK.P.I.それとTOOTが優秀なのには驚いた。(;^_^A)


測定及び調整のお値段。


かなりお安いほうではないだろうか。(^o^)b












リアのリフレッシュ後にまた来ます。とお願いして帰宅しました。



ご担当者様、有難うございました。m(_ _)m

これでリアのリフレッシュの方向性が決まった。 リアのトーが調整式になればより正確なアライメント調整が可能になる。


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