2011年5月20〜22日 エンジンオーバーホール その9(完結編)


【はじめに】

さて、いよいよ大詰め、ラジエター周りとオイル関係とタイヤの取付を残すだけとなった。

組立が終われば、ガレージから出して試運転にいく。



【ラジエター周りの取付】 2011年5月20日

残りの作業として、ラジエター周りの取り付けとパネル等の取り付けが残っている。


エキスパンションタンクの取り付け。


配線カバーの取り付け。


エンジンアースの取り付け。


エアコンベルトの取り付け。


コンプレッサークラッチ配線のカップラー固定。


作ったアルミラジエターの取り付け。


干渉無く取り付けできた。


上部のシーリング取り付け。


ラジエターの固定とホース類の接続。


ロアホースの接続。


温度スイッチの接続。


オイルクーラーの配管接続。


電動ファン化の準備。


別のレポートで掲載予定。


しばらくは、ノーマルの状態で様子を見る。


電動ファン用のブラケットは外す。


ファンシュラウドとファンの取り付け。

【エンジン火入れ】 2011年5月21日

最後に残っている部品の取り付けと火入れ準備。


オルタネーターの冷却ダクト取り付け。


空気取入ダクトの取り付け。


エアフィルターケースの取り付け。


ケース蓋とエアフロの接続。


バッテリープラス端子カバーの取り付け。


ヒーターバルブカバーの取り付け。


クーラントの充填。


再利用10リットル+追加2リットル。


サーモハウジング上のエア抜きボルトを緩めておく。


ここからクーラントが出たら閉める。


パワステオイルの充填。


リザーバータンクの中を綺麗に掃除する。


フィルターの新旧比較。


右が新品。


新しいフィルターをセットする。


スクリーンをセットしたらオイルを入れる。


一缶(1リットル)入れて、後はエンジン始動後に補充する。


エンジンに火を入れる前にクランキングだけしてオイルが上がるか確認する。


オイルフィルターハウジングを見ていると、バルブから少しづつ出てくる。

問題ないようだ。

フィルターを元に戻しておく。


これで全ての準備が整った。


緊張の瞬間。(^o^;

キーを回してスタート。セルが「キュルルルルルルル〜」。

なかなか掛らない。

それもそのはずインジェクターまでの燃料は殆ど抜けているからだ。

しばらくすると、「ブォ〜ン」とエンジンが息を吹き返した。(≧▽≦)

 


感動の瞬間である。\(´▽`)/ワ〜イ


あのアルピナの独特のアイドリング。


各部をチェックしながら様子を見る。


水温、油温、油圧、特に問題ない。

これで一安心だ。ここから車を動かす為の作業にかかる。


以前から気になっていたブレーキローターの錆。


外れている序でに綺麗にすることにした。


グラインダーにワイヤーカップを付けて錆落とし。


綺麗になったら脱脂して、エンジンブロックに塗ったステンカラーを塗ってみた。


2ピースなのでネジにネジロックを塗って締め付ける。


ハブと合わせてボルトで締め付ける。


外すときに確認したトルク20Nmで締め付け。


綺麗になった。


もちろん、リア側も序でに外して仕上ておいた。


綺麗になったローターの取り付け。


キャリパーの取り付け。


エンジンを掛けたので、ATFを補充する。


2リットル補充した。


パワステオイルも補充。


0.8リットルほど追加した。

【試運転】 2011年5月22日

やっとガレージから出すことが出来る。 外は生憎の雨模様だ。


タイヤの取り付け。


実に34日ぶりの着地。


今日はお客様がいらしてます。


以前からのお約束でメンテオフです。


この様子は、オフミのレポートで。


ガレージから出して玄関前へ。

メンテオフ終了後に試運転に出かけた。


闇雲に走るのもあれなんで、ゴミの処分と道具の片付けの為、会社へ行くことにした。


道中エンジン音に耳を澄ます。


異音がしていないかチェック。

特に問題なし。


計器類の数値もチェック。


おかしな数値は示していない。


ガレージへ帰ってからATF量のチェック。


少し多いようで0.6リットルほど抜いた。


エンジンオイルについては問題なし。

覚書
 エンジンオイル量:5リットル
 ATFオイル量:4.4リットル+1リットル(後日追加)
 パワステオイル量:1.8リットル
 クーラント量:12リットル+0.5リットル(後日追加)


ファンカップリングがお亡くなりになっているので、水温の確認は出来ない。


ただ、その状態でも、90度で安定している。


全ての作業が終了した。


今後は慣らしがてら様子を見ながら運転していきます。

元々は、「オイル漏れを修理したい」から始まって、インターネットでM30エンジンのオーバーホール記事を探したが無かった。

無いなら作ればいいじゃん、ってことで始めた今回のオーバーホール。

ほぼ毎日お手伝い頂いた皆さん、メンテ中にご訪問頂いた皆さん。ブログやmixiで励ましのコメントを下さった皆さん。

本当に有難うございました。 皆さんのご協力が無ければ出来なかったでしょう。

Special thanks
 つばめさん、国吉さん、ixさん、TINAさん、牛ちゃん、アクアマリンさん、FJTさん、fabio_fujioriさん、そしてマイミクの皆さん。

このレポートが少しでも皆さんの参考になれば幸いです。ただし、くれぐれも良い子のみんなは真似しないでね。(^o^)b


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