【はじめに】
クラッチフルードの別タンク化の時に気付いたフルードの劣化。 ブレーキフルードは吸湿性が高いので徐々に変色してくる。
かなり茶色くなって、劣化が進んでいるものと思われる。 劣化すると気泡が発生し易くなったり、水分によりブレーキ内の錆びの原因にもなる。
そこで、全量入替えることにした。
【ブレーキフルードの全量入替え】
前はBMW純正品を使っていたが今回はワコーズのSP−4を使用。
かなり変色している。( ̄ェ ̄;
エクスパンションタンク内のフルードを吸い取る。
このためにエア式の吸入器を買った。
全量入替と言っても、現在のフルードを全て抜き取ることは出来ない。
そこで新しいフルードを圧送して、古いフルードを追い出すことにした。
まずは一番遠い右リアから行う。
ブリーダーバルブを開いて古いフルードを抜き取る。
チューブを見ているとフルードが綺麗になっていくのが分かる。
とりあえず100ccづつ抜き取って様子を見ることにした。
次に左リア。
抜き出し始め。
抜き出し終了。
色の差が分かると思う。
ここも100cc抜き取り。
次は右フロント。
フロントはブレンボのF40なのでブリードバルブは2箇所ある。
それぞれ100cc抜き取る。
裏側も抜き取る。
こっちも100cc。(^o^)b
最後に左フロント。
表100cc。
裏100cc。
これで、合計600cc抜き取った。
ボトルの画像は撮り忘れ。( ̄▽ ̄;
リアはまだ色が濃かったのでもう少し抜くことにした。
プラス50ccづつ抜き取り。
フロントと同じくらいになった。
これで全量入替が出来た。
最後にフルードの量を確認して終了である。
当然入替える間にも空気に触れるので出来るだけ素早く作業する必要がある。 もちろん雨の日は作業を控えた方がよい。
ブレーキフルードも消耗品、定期的な交換をするようにしたい。 出来れば1年毎か2年毎には交換しよう。(^ム^)