【はじめに】
何時からかは定かではないが、ステアリングが左に流れるようになった。 なので少し右に当て舵しないと真っ直ぐに進まない。
また、フロントタイヤの偏摩耗も起きている。 右は内減り、左は外減りである。
お店でアライメントを見てもらっても良いのだが、今回は糸を使って簡単に測定することにした。
【簡易アライメント測定】
アライメントでググると色んな方法が出てくる。
以前から自己流でやっているので正しいかどうかは不明。
目安程度にはなると思っている。
まず、タイヤ中心に糸を前から後ろまで引っ張る。
糸の端は適当にバンパーなどにテープで固定。
その糸を基準に前後のトレッドを測定する。
リアのトレッド:1935mm。
フロントのトレッド:1873mm。
その差、62mm。
それを半分に割ったのが、片側のトレッド差:31mm。
ちょうどテープの芯が31mmだった。( ̄▽ ̄;
タイヤと糸の間に挟み込む。
リアのここが基準になる。
これで、前から後ろまで平行な線ができた。
これを基準ラインにして測定していく。
高さはタイヤの中心に揃える。
フロントトーの測定。
この時左右を測定して同じ寸法に合わせる。
(ずれている場合はハンドルセンターは無視する。)
ずれている場合はそれを考慮して調整する。
フロント後ろ側の寸法:30mm。
フロント前側の寸法:32.5mm。
左右とも同じ寸法だった。
よって、フロントトーはイン2.5mmとなる。
(トータルトーは5mm)
多過ぎやろ。( ̄〜 ̄;
リア後ろ側は11mm。
前側は12mmだった。
こちらも左右同じ寸法だった。
よって、リアトーはイン1mmとなる。
(トータルトーは2mm)
キャンバーは自作ゲージで測定。
糸を垂らして寸法を読む原始的なもの。
測定値から計算して角度を割り出す。
右フロントキャンバー:5mm(0度34分)。
左フロントキャンバー:2mm(0度14分)。
左右リアキャンバー:16mm(1度50分)。
計算式:sin-1(α/500)
(α=測定値、500=ゲージ長さ)
この測定結果から、フロントのトーと左キャンバーの影響だと考えられる。
フロントトーを1mmに修正。(前32mm、後30mm)
調整はタイロッドのネジピッチ1.5を考える。両ネジがなので1回転で倍の3mm。
これを目安に調整する。(例、1/4回転では0.75mm)
左キャンバーを5mm(0度34分)に修正。
それに伴い右は5.5mm(0度38分)になる。
これでしばらく様子を見ることにしよう。( ̄▽ ̄;