2014年9月27日 簡易アライメント測定


【はじめに】

何時からかは定かではないが、ステアリングが左に流れるようになった。 なので少し右に当て舵しないと真っ直ぐに進まない。

また、フロントタイヤの偏摩耗も起きている。 右は内減り、左は外減りである。

お店でアライメントを見てもらっても良いのだが、今回は糸を使って簡単に測定することにした。



【簡易アライメント測定】


アライメントでググると色んな方法が出てくる。


以前から自己流でやっているので正しいかどうかは不明。

目安程度にはなると思っている。


まず、タイヤ中心に糸を前から後ろまで引っ張る。


糸の端は適当にバンパーなどにテープで固定。


その糸を基準に前後のトレッドを測定する。


リアのトレッド:1935mm。

フロントのトレッド:1873mm。


その差、62mm。

それを半分に割ったのが、片側のトレッド差:31mm。


ちょうどテープの芯が31mmだった。( ̄▽ ̄;


タイヤと糸の間に挟み込む。


リアのここが基準になる。


これで、前から後ろまで平行な線ができた。


これを基準ラインにして測定していく。


高さはタイヤの中心に揃える。


フロントトーの測定。


この時左右を測定して同じ寸法に合わせる。
(ずれている場合はハンドルセンターは無視する。)

ずれている場合はそれを考慮して調整する。



フロント後ろ側の寸法:30mm。


フロント前側の寸法:32.5mm。

左右とも同じ寸法だった。



よって、フロントトーはイン2.5mmとなる。
(トータルトーは5mm)


多過ぎやろ。( ̄〜 ̄;


リア後ろ側は11mm。

前側は12mmだった。

こちらも左右同じ寸法だった。



よって、リアトーはイン1mmとなる。
(トータルトーは2mm)


キャンバーは自作ゲージで測定。

糸を垂らして寸法を読む原始的なもの。

測定値から計算して角度を割り出す。


右フロントキャンバー:5mm(0度34分)。
左フロントキャンバー:2mm(0度14分)。

左右リアキャンバー:16mm(1度50分)。


計算式:sin-1(α/500)
(α=測定値、500=ゲージ長さ)


この測定結果から、フロントのトーと左キャンバーの影響だと考えられる。



フロントトーを1mmに修正。(前32mm、後30mm)

調整はタイロッドのネジピッチ1.5を考える。両ネジがなので1回転で倍の3mm。
これを目安に調整する。(例、1/4回転では0.75mm)



左キャンバーを5mm(0度34分)に修正。
それに伴い右は5.5mm(0度38分)になる。

これでしばらく様子を見ることにしよう。( ̄▽ ̄;


BACKINDEXNEXT


inserted by FC2 system