【はじめに】
冬の間は気にしてなかったが、暖かくなってきたのに水温があまり上がらなくオーバークール気味になってきた。
3月のオフの帰り道、寒くてヒーターを入れたがあまりにも水温が低くてコアが温まらず温風が出てこなかった。
町中でも70度前後、高速に乗ると60度以下になっていたのでさすがにエンジンによくないので調査することにした。
【オーバークール調査】
これは高速走行中の温度である。
この温度計はエンジン出口の温度を測っている。
水温65℃と冷え過ぎ。( ̄ェ ̄;
これは電動ファンのコントローラーで左の表示が温度。
サーモスタット後の温度を測っている。
すなわちラジエターで冷やされた水温である。
まずはオーバークールの調査から開始。
大体の予想はついていてサーモ辺りが原因だろう。
エンジン下部にドレンパンを受けてホースを外す。
クーラントは綺麗に濾して再利用。(笑)
サーモスタットハウジングを分解。
サーモスタットの取り出し。
外観上特に問題はなさそうだ。
設定温度は80℃になっている。
どれ位の温度で開くか、音風を当てて確認する。
なんと80℃のはずが47℃で開きだした。( ̄▽ ̄;
やっぱり原因はこれだった。
でもこんな壊れ方する?
新しいサーモは予備で持っている。
設定温度は71℃で、この車の純正値である。
これしかないのでこれを使う。
【ウオポン交換】
クーラントを抜いた序に、ウオポンの交換も行う。
以前から漏れはないが、シャフトにガタがでて触るとガタガタしていた。
ウオポンの取り外し。
取外したブロック側。
めっちゃ綺麗〜
ガスケットの当り面を綺麗に掃除する。
新しいウオポン。
事前に調達済み。
新旧比較。
偶然だが同じメーカー品だった。
羽の材質が変わっている。(笑)
新しいウオポンの取り付け。
ホースの取り付け。
サーモのセット。
方向に注意。
クーラントの補充。
エア抜き。
水温は80℃で安定した。
高速でも80℃前後、一般道の渋滞でも90℃となっている。
真夏になってどうなるか、しばらく運転して様子を見てみよう。( ̄ー ̄; ひょっとしたら80℃設定の方がいいかもしれない。