2009年12月23日 3連メーターのパネル製作


【はじめに】

今回も小僧のものではなく、E34のM5にお乗りのchachaさんからの依頼を受けて行ったネタである。

小僧が付けている4連メーターを見て真似をしようと計画をしていたみたいである。

で、パネルを作って欲しいと、センターコンソールが送られてきた。(笑)

 

【パネルの製作】


センターコンソール一式。

試しに小僧のパネルを合わせてみる。
(丁度合皮の張替えのために外してあった。)

やはり、E34とE32では微妙に形状が異なるようである。


このパネルを使い型紙を製作する。


型を写して線に沿って切り取る。


型紙の完成。


切ったり貼ったりしながら形を合わせていく。


その型紙から、もう一度型を取る。


表面に合皮を張るので少し小さく作るのがコツ。


灰皿の開閉を確認する。


依頼のときに灰皿が使用できるようにと要望があった。

サイド方向からも確認する。


灰皿下に指の入る隙間が確保してある。


問題なく開閉できる。


型紙を元に1mmのアルミ板で製作する。


この型紙は保存しておくので再製作は可能だ。


外形を切り取る。


ホールソーを使って穴を明ける。


プレスで折り曲げる。


加工終了。


裏面。


コンソールに合わせて微調整する。


アルミのため修正が容易に出来る。


完成。


仮にメーターをセットしてみた。

【センサー取り出しプラグの加工】

今回、一緒に冷却水のセンサー取り出し用のプラグの加工も頼まれていた。


冷却水のハウジングのノズルにある余っているプラグを利用する。


プラグに穴を明ける。


PT1/8のタップを立てる。


ハウジングにプラグをセット。


ここはアルミのガスケットで締め付け。


仮にセンサーをつけてみた。


センサーをここのネジの規格(M14xP1.5)で買えばプラグは不要だ。

パネルは型を取るのが面倒だが一度取ってしまえば何枚でも製作OKである。


BACKINDEXNEXT


inserted by FC2 system