【はじめに】
今回も小僧のものではなく、E34のM5にお乗りのchachaさんからの依頼を受けて行ったネタである。
小僧が付けている4連メーターを見て真似をしようと計画をしていたみたいである。
で、パネルを作って欲しいと、センターコンソールが送られてきた。(笑)
【パネルの製作】
センターコンソール一式。
試しに小僧のパネルを合わせてみる。
(丁度合皮の張替えのために外してあった。)
やはり、E34とE32では微妙に形状が異なるようである。
このパネルを使い型紙を製作する。
型を写して線に沿って切り取る。
型紙の完成。
切ったり貼ったりしながら形を合わせていく。
その型紙から、もう一度型を取る。
表面に合皮を張るので少し小さく作るのがコツ。
灰皿の開閉を確認する。
依頼のときに灰皿が使用できるようにと要望があった。
サイド方向からも確認する。
灰皿下に指の入る隙間が確保してある。
問題なく開閉できる。
型紙を元に1mmのアルミ板で製作する。
この型紙は保存しておくので再製作は可能だ。
外形を切り取る。
ホールソーを使って穴を明ける。
プレスで折り曲げる。
加工終了。
裏面。
コンソールに合わせて微調整する。
アルミのため修正が容易に出来る。
完成。
仮にメーターをセットしてみた。
【センサー取り出しプラグの加工】
今回、一緒に冷却水のセンサー取り出し用のプラグの加工も頼まれていた。
冷却水のハウジングのノズルにある余っているプラグを利用する。
プラグに穴を明ける。
PT1/8のタップを立てる。
ハウジングにプラグをセット。
ここはアルミのガスケットで締め付け。
仮にセンサーをつけてみた。
センサーをここのネジの規格(M14xP1.5)で買えばプラグは不要だ。
パネルは型を取るのが面倒だが一度取ってしまえば何枚でも製作OKである。