2010年7月22日 エンジンオイルレベルセンサーの構造


【はじめに】

今回はBMWのオイルレベルセンサーのお話。先のエンジンオイル交換のときにレベルセンサーを交換したので内部構造を調べるべく分解してみた。

冬になるとたまに、警告が出ることがある。この部分はあまり紹介されていないようなので、詳しく見てみよう。

 

【レベルセンサーの分解】


古くなったオイルカスが付いている。


まず、汚れを綺麗に洗い流す。


洗浄液にしばらくつけていたが、いつまでも汚れが出ていた。


センサーの先端部分。

ここでカシメてあるようだ。


横には空気抜き穴がある。


カシメ部分をグラインダーで削って外した。


これで部品全てである。


オイルの流入口。(下のU字になっているところ)


オイルパン内のオイルの揺れの影響をいけないように、周囲を周るようになっている。


フロートの状態。


中央の棒の中にセンサーが入っている。


フロートの先端に磁石が付いている。


この磁石によりHIとLOを検知している。

とても簡単な構造であった。しかし、古いオイルが溜まって入口や空気穴を塞ぐとオイルが流れなくなり警告が出るようだ。

構造的に故障するものではないので、警告が出たら掃除してみても良いかもしれない。


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