2011年8月6日 電動リアシートの座面脱着方法


【はじめに】

うちのB11には、ロングモデルの電動リアシートを取り付けている。ショートモデルに電動と言う世界で1台(たぶん)の仕様だ。v(^o^)v

ただ、この電動シートになってからシートの脱着がとても面倒になってしまった。(~.~;

シート自体は5分割なので小さくていいのだが、前のように簡単には取り外せない構造になっている。

シートの脱着は、バッテリーの交換やヒューズの交換のときに必要な作業である。

ネットで調べても、どこにも脱着方法は出ていなかった。なので今までは背もたれから順番に外していた。

ある日ベントレーのマニュアルに簡単に説明されているのを見付けた。 そこで、その方法で脱着してみることにした。

 

【電動リアシートの座面取外し方法】

この電動リアシートの動きは、座面が前後に動いて背もたれ下部がそれに追従するリクライニング方式だ。座面が10cmほど前に動く。


リクライニング前の状態ではシートは外せない。


まず、シートを前方に移動させる。


(イグニッションをONにしないと動かない。)


最前ではなく、ちょっと手前で止めておく。


これが、ミソである。(^o^)b


具体的には、サイドのカバーの角の部分が重なるいくらいの位置だ。


スイッチのボタンを取り外す。


はめ込みなので簡単に外れる。


カバーとスイッチの取り付けネジを2本取り外す。


隙間を塞いでいるカバーのマジックテープを剥がす。


サイドカバーの前部分を少し持ち上げる。


するとベルトキャッチの所が少し浮き上がってくる。


この状態で上に引張りながらコジルとカバーが抜けてくる。


後は上に持ち上げれば外れる。


ベルトキャッチの部分で爪が2箇所引っ掛かっている。


抜けにくい場合、この爪を広げてやると抜けやすくなる。


ベルトキャッチの取外し。


ベルトキャッチのスイッチのカプラを外す。


このカプラはキャッチの下側に付いている。


この部分のボルト1本で止まっている。


シートを移動させたとき手前で止めたのは、ネジがバーの後ろに隠れてしまうからだ。


ネジのの取り外し。


ベルトキャッチはアンカーのバーに通っているので外せない。


座面前方下の固定部のレバーを押しながら、座面を上に引き上げる。


モーターとヒーターのカプラを外す。


この状態では座面のバーが背もたれに刺さっているので外れない。


また、座面後ろにも隙間カバーのマジックテープがあるので剥がしておく。


座面の前方を上に持ち上げながら前方に引き出す。


このとき後ろ側は上がらないように注意する。


すると、バーが抜けて座面を外すことが出来る。


座面の取外し終了。

【電動リアシートの座面取り付け方法】

取り付けのときは、下のレール部と背もたれ部の2箇所をはめなければいけない。


外したときと逆の要領で、大体の位置にシートをセットする。


まず、座面のバーを背もたれの穴に通す。


外側を通す。

このとき内側は、位置が高いので通っていない。


バーが抜けないように注意しながらレールをブラケットに合わせる。


覗き込んで、2本とも合っているのを確認する。


カプラを付けて前の固定部を押し込む。


引張っても抜けなくなるまで(ストッパーが効くまで)押し込むこと。


ベルトキャッチを取り付ける。


サイドカバーとスイッチボタンを元に戻す。


元の位置に戻して終了。

滅多に外すことはないが、この方法なら背もたれを外さなくて済むので楽だ。 実はディーラーでも背もたれから外していたらしい。(笑)


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