【はじめに】
今回はBMWのものではない。軽トラに付けるフロントウインドウバイザーの加工依頼を頂いた。
今の軽トラは、昔よりも車幅が広くなっている。バイザーをオークションで入手したが、古いタイプなので付かないそうだ。
そこで、中央で切断し同じ材料を溶接して延長して欲しいと言うものだった。
【フロントバイザーの延長加工】
バイザーといっても、フロントウインドウ外の上側に付けるものだ。
参考に送っていただいた画像。
最初は1mm程度のアルミと聞いていたので、溶接は不可能と返事をしていた。
でも、今月のチロルオフの帰りにお邪魔した時に見せてもらったら2mmだった。
2mmなら溶接出来るかもしれないので預かって帰った。
2mmのアルミ板を使ってテストしてみた。
このように問題なく溶接できた。(^o^)b
早速、バイザーの加工に取り掛かる。
ペンキが塗ってあるので綺麗に剥がす。
センターにケガキを入れる。
シャーリングで切断する。
シャーリングなら鋸のようにロスが出ない。
真っ二つになった。
アルミの板を12cmに切って間に挟みこむ。
バイザー自体が少し湾曲しているのでアルミ板を曲げる。
仮止めをする。
板の端は溶けやすいので切れ端を付けて溶接する。
表裏とも溶接していく。(^o^)b
溶接は削ってしまうので汚くてもOK。(~o~;
溶接熱が冷めるのを待つ。
余分な部分を大まかにカットする。
溶接の余肉を削り取る。
溶接歪を整える。
出来上がり。
さすがにBMWには、こんなの付ける人はいないと思う。(笑)