2014年5月18日 2柱リフトの遠隔操作


【はじめに】

我がガレーヂの2柱リフト、何不自由なくメンテに活躍している。 すみません嘘つきました、一つだけ不満がありました。(笑)

それは油圧ポンプのある方でしか操作出来ないこと。当たり前のことだが狭いガレージだと問題になったりする。( ̄▽ ̄;

車をリフトアップすると周りに余裕がないので(荷物を置き過ぎと言う突っ込みは無しで。)反対側に回るのも一苦労。(爆)

そこで、反対側からも操作出来るように改良することにした。



【2柱リフトの遠隔操作】


こちらがリフトの油圧ポンプ。


元々はポータブルタイプが売りのこのリフト。

ポンプも持ち運び出来るように操作部も一体になっている。


リフトアップ時はこのボタンスイッチを押すとモーターが動いて上昇。


リフトダウンする時はこのレバーを押してバルブを動かして下降。


この操作も電気式なら問題なく遠隔出来るのだが。( ̄〜 ̄;


でもこのお陰で、ゆっくり降ろすなどの微調整が可能なのも利点。


今回これを反対側のこちらからも操作できる様にする。


まずはリフトアップから。


こちらは電気式なので簡単である。


スイッチでリレーを介してモーターを動かしている。


元のスイッチと並列に新たなスイッチを割り込ませるだけ。


配線を這わせ、スイッチはこの位置へ。


以前、換気ファンのスイッチがあったところへインストール。


もちろんテストも問題なし。


さて、問題はこちら。

どの様に細工したものか。( ̄ェ ̄;


色々考えて出た答えは・・・・・

レバーをレバーで押える。(爆)

詳しくは↓


用意したパーツ。


黒い線は、自転車のブレーキ用のアウターケーブル6m。

右のワイヤーはφ1.5mm×10m。

自転車のブレーキレバー(小物パーツ含む)。

製作したもの数点。


レバーの固定点。


穴あきステーをバンド状に加工し取り付け。


レバーの取り付け。


固定点の反対を押すと、元のレバーごとバルブを押えるという訳だ。


固定点、力点、作用点でテコの原理である。


ワイヤー側の固定。


ポンプにある空きプラグにタップ加工して台座に。


ワイヤーを仮止めして微調整。


アウターケーブルにエンドカバーをセット。


アウターにワイヤーを通す。


ワイヤーケーブルのセット。


この辺はブレーキの仕組みの応用だ。


ワイヤーケーブルをロフト下に這わす。


油圧ホースにタイラップで固定。


反対側の柱まで。


長さを決めて先端の加工。


自転車のタイコは再利用出来ないので製作した。


ワイヤーを入れてネジで締めるだけ。


ブレーキレバーにワイヤーをセット。


スイッチの隣にネジ止め。


これでこちら側でも操作出来るようになった。


試運転。


最初ボタンを押してもリフトが上がらなかった。

見るとレバーがバルブを押した状態になっていた。

レバーが戻りきってなかったのだ。


そこでスプリングを入れて強制的に戻るように改良。


問題なくアップダウン出来る様になった。( ̄▽ ̄;


元のレバーはそのままなので、ここでの操作も問題なし。


こちらでも操作出来るようになって作業し易くなった。

これで、益々活躍してくれるだろう。( ̄▽ ̄; 


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