【はじめに】
我がガレーヂの2柱リフト、何不自由なくメンテに活躍している。 すみません嘘つきました、一つだけ不満がありました。(笑)
それは油圧ポンプのある方でしか操作出来ないこと。当たり前のことだが狭いガレージだと問題になったりする。( ̄▽ ̄;
車をリフトアップすると周りに余裕がないので(荷物を置き過ぎと言う突っ込みは無しで。)反対側に回るのも一苦労。(爆)
そこで、反対側からも操作出来るように改良することにした。
【2柱リフトの遠隔操作】
こちらがリフトの油圧ポンプ。
元々はポータブルタイプが売りのこのリフト。
ポンプも持ち運び出来るように操作部も一体になっている。
リフトアップ時はこのボタンスイッチを押すとモーターが動いて上昇。
リフトダウンする時はこのレバーを押してバルブを動かして下降。
この操作も電気式なら問題なく遠隔出来るのだが。( ̄〜 ̄;
でもこのお陰で、ゆっくり降ろすなどの微調整が可能なのも利点。
今回これを反対側のこちらからも操作できる様にする。
まずはリフトアップから。
こちらは電気式なので簡単である。
スイッチでリレーを介してモーターを動かしている。
元のスイッチと並列に新たなスイッチを割り込ませるだけ。
配線を這わせ、スイッチはこの位置へ。
以前、換気ファンのスイッチがあったところへインストール。
もちろんテストも問題なし。
さて、問題はこちら。
どの様に細工したものか。( ̄ェ ̄;
色々考えて出た答えは・・・・・
レバーをレバーで押える。(爆)
詳しくは↓
用意したパーツ。
黒い線は、自転車のブレーキ用のアウターケーブル6m。
右のワイヤーはφ1.5mm×10m。
自転車のブレーキレバー(小物パーツ含む)。
製作したもの数点。
レバーの固定点。
穴あきステーをバンド状に加工し取り付け。
レバーの取り付け。
固定点の反対を押すと、元のレバーごとバルブを押えるという訳だ。
固定点、力点、作用点でテコの原理である。
ワイヤー側の固定。
ポンプにある空きプラグにタップ加工して台座に。
ワイヤーを仮止めして微調整。
アウターケーブルにエンドカバーをセット。
アウターにワイヤーを通す。
ワイヤーケーブルのセット。
この辺はブレーキの仕組みの応用だ。
ワイヤーケーブルをロフト下に這わす。
油圧ホースにタイラップで固定。
反対側の柱まで。
長さを決めて先端の加工。
自転車のタイコは再利用出来ないので製作した。
ワイヤーを入れてネジで締めるだけ。
ブレーキレバーにワイヤーをセット。
スイッチの隣にネジ止め。
これでこちら側でも操作出来るようになった。
試運転。
最初ボタンを押してもリフトが上がらなかった。
見るとレバーがバルブを押した状態になっていた。
レバーが戻りきってなかったのだ。
そこでスプリングを入れて強制的に戻るように改良。
問題なくアップダウン出来る様になった。( ̄▽ ̄;
元のレバーはそのままなので、ここでの操作も問題なし。
こちらでも操作出来るようになって作業し易くなった。
これで、益々活躍してくれるだろう。( ̄▽ ̄;