2014年7月20日 BMW車両診断機(DIS)


【はじめに】

ちょっと前にオークションでBMW車両診断機を入手した。とは言っても中華製のものだ。(笑)

本物?ドイツ製は高額なのでとても買えない。TKさんも同じものを使っておられて特に問題無く使えるようなので探していた。( ̄▽ ̄;

一度つないでやってみたがうまくつながらずしばらく放置していた。

初期不良かもしれないので、TKさんに確認をお願いして問題ないことが分かったので使ってみた。



【BMW車両診断機DIS】


BMW車両診断機

その名も「DIS」

「DIAGNOSTIC & INFORMATION SYSTEM」の略である。

これは外付けHDDにソフトが入っている。
元々IBMのパソコン向けで作られているのでWindowsでは動かない。
Windows内に仮想空間を作ってその中で作動させることになる。


本物とそっくりに作られている。


出張診断用にケースも調達した。


綺麗に収まった。


早速診断の開始。

仮想空間のウインドウ内で起動が始まる。


起動待ち。


診断ソフトの画面。


購入したのは英語バージョンだったので、日本語バージョンにしてもらった。


診断機を車両にセットする。


診断用コネクターにケーブルをつなぐ。(^o^)b


診断機側にも接続。


この診断機はLAN接続で使用する。


パソコンのLANコネクターに差し込む。


診断機側の通信コネクターに接続。


グリーンとイエローのランプが点灯すれば準備完了。


グリーンは電源、イエローは通信のランプだ。

イエローのランプが点滅していたらパソコンと通信出来てない。


パソコン画面に戻る。


右上のステータスに表示があればOK。


右下のシステム管理をクリック。


システム管理画面が現れる。


接続セットアップボタンをクリック。


このソフトは既に接続が出来ている。


最初はこの画面で接続設定を行う。


接続も問題ないので早速診断してみよう。


先頭ページに帰って、右横の診断ボタンをポチッと。( ̄▽ ̄)σ


診断スタート画面が現れる。


シリーズの選択。


7シリーズ。


モデルの選択。


E32。


右下の>ボタンをクリックして次のページへ進む。

診断を行うコントロールユニットの一覧が出てくる。



これにより個々に診断も出来るし、総合的な診断も可能である。

 


車両側はキーONの状態で診断する。


ここでは総合診断の簡略テストを行ってみる。


簡略テスト画面でモデルを選択。


診断開始。


全てのユニットを確認するので時間が掛る。


待つこと数分、診断結果が出た。


どうやらエンジン電装とヒーター/エアコンに異常があるらしい。( ̄ェ ̄;


内容を確認する。


項目を反転選択する。


>次のページへ。


まずはDMEユニットの識別が表示される。


ほほ〜う。( ̄▽ ̄;


次のページへ。


DME選択メニュー。


ディフェクト(欠点・欠陥・弱点)メモリー。


ここにエラーの内容が書かれている。


ディフェクトメモリー読出しを選択して次のページへ。


DMEユニットがあやしい?


DMEコントロールユニットを選択して次のページへ。


故障を検知した。( ̄ェ ̄;


右下のヒントをクリック。


とりあえずリセットしてみよう。_| ̄|○


選択メニューに戻ってステイタス表示を見てみる。


ここでエラーを消去することも出来る。


ステイタスを見る場合、エンジンを掛ける必要がある。


エンジン回転数や点火タイミング、水温も見ることが出来る。


またメニューに戻ってシミュレーションをみる。


ここでは各機器の作動を確認することが出来る。


このときはエンジン停止で。


アイドルバルブを動かしてみる。

車ではアイドルバルブがカチカチと動いていた。


さて、次の異常を確認する。


ヒーター/オートエアコンディショナー画面。


>をクリック。


選択画面でディフェクトメモリーを読出す。


2つのエラーがあるようだ。( ̄ェ ̄;


室内温度センサーブロワーを選択。

B・へショート 断線って? (;一_一)

 


ヒントを見てみよう。



( ̄▽ ̄; と、とりあえずリセットしておこう。(笑)


選択画面でステイタス表示。


ステイタス表示画面。


調節ダイアルを選択し次のページへ。

各部の温度やフラップの状態、バルブの状態も確認できる。




 

とま〜一通り見たので診断コントロールユニット一覧の画面で、簡略消去を実行する。


一番目の簡略消去を選択し>次へ。


全てのユニットのエラーを消去している。


簡略消去終了。(^o^)b




エラーがどうなったか、そのうち調べてみよう。

ここで以前から動かないクルーズコントロールのエラーが出てないことに気付く。( ̄▽ ̄;


改めてクルーズコントロールの診断をやってみた。


ユニットと通信出来てないらしい。( ̄ェ ̄;


電源が行ってない?

断線?




これで一歩前進か?( ̄▽ ̄;

見えないところの診断が出来るのはとても有り難い。 最後になってよく考えたら画面はキャプチャリングすればよかった。( ̄▽ ̄;


BACKINDEXNEXT


inserted by FC2 system