2014年10月21日 アルピナシフトノブの補修


【はじめに】

先月の山梨オフの時にお世話になったジャークさんのB10のシフトノブ、余りにも可哀そうな状態だったのでリペアしてあげることに。(笑)

リペアに関してはレポートしていないので、ここで順を追って紹介してみましょう。



【アルピナシフトノブの補修】


こちらがお預かりしたシフトノブ。


私の持ってる中にない材質の木である。


残念なことにエンブレムがバキバキ。( ̄▽ ̄;


シフトレバーにはまり込む部分も折れてしまっている。


これはボディーの凹みを直したり、昔のナンバーの封印を外したりするもの。


ライターで炙って表面を溶かす。


直ぐにエンブレムの中心に貼り付け。


このまま冷めるまで待つ。


ゆっくりと引っ張る。


両面テープの方が強くて剥がれちゃった。( ̄▽ ̄;


剥がれた部分を綺麗に剥がしてエンブレムに戻す。


ノブの中芯は折れている部分を全て取り除く。


タケノコ状になったドリルである程度先を削り取っておく。


会社で大きなドリルを使ってさらに削り取る。


最初は17mm次に17.5mm、そして18mm。


するとここまで取る事が出来た。


奥の部分は薄くなったところに切り目を入れてラジオペンチで一気に抜き取る。


後は、加工した中芯に合わせて微調整する。


レプリカでも買ったあちゃら製のシフトノブ。


今回はもっと安く仕入れる為、ebayで序に購入。


中芯の取り出し。


旋盤加工。


外周の溝入れ。


レプリカ用も序に製作。


木材用のアロンアルファで接着。


面まで押し込んで乾くのを待つ。


シフトノブの完成。


エンブレムは現在手に入るハンドル用を使用。


シフトレバーに取り付け後に貼りつければ完成だ。

これでまた、貴重なものを救う事が出来た。 またオフの時にでも持って行きますね。(^o^)b


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