2011年6月22日 ヘッド後部オイルカバーの漏れ修理


【はじめに】

エンジンのオーバーホール後に漏れが発生していた。ちゃんとガスケットも新品にして、液体パッキンまで塗って取り付けたのに。

よりによって作業が一番し難い場所だ。エンジンルームの後方、ボディーとの隙間にあるカバーである。

このカバーは、なぜか鉄板をプレスした簡単なつくりのカバーになっている。



【ヘッド後部オイルカバーの漏れ】


実はここは2回目の補修である。


最初は、量も少なくさほど問題は無かった。

(縁を伝って下に垂れる程度の漏れ。)




それを直した後、で漏れが多くなって大変なことになってしまった。(-"-)


ポタポタと落ちるほどになってしまったので、その下にあるエキマニにかかって煙が出始めたのだ。


しかも、エキマニにはバンテージが巻いてあるから、さ〜大変。



画像のように黒く焦げてしまった。


こうなると仕方が無いので本格的に直すことにした。


タダでさえ隙間が無いので、オートマのマウントを外して持ち上げる。

するとエンジン後方の隙間が開いて作業がし易くなる。


邪魔なエクスパンションタンクをずらしてスペースを確保する。


隙間に手を突っ込んでカバーを取り外す。


取り外したカバーとガスケット。


ガスケットの形が変わっている。


締め付け過ぎのようだ。


新しいガスケットを合わせて見る。


一部が内側に入り込んでいる。


押えるべきところを押えていないので漏れるはずだ。


カバーの構造も悪いので新たに作り直した。>画像右側。


ガスケットも幅を広くして、歪みを防止する。


ガスケットに液体パッキンを薄く塗って、カバーを取り付ける。


隙間に工具と手を入れて均等に締めていく。


これで、大丈夫だろう。多分。(~_~;


すでにガスケットが歪んでる?


後日エンジンを掛けてチェックしたが漏れは無かった。


これで、エキマニが焦げることも無くなった。

なぜもっとしっかりと作ってくれなかったのか?疑問の残る部分である。


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