2010年2月14日 新レインセンサーRT-60Jの取り付け


【はじめに】

天下雨滴からレイントラッカーにして不具合も無く動いている。このレイントラッカーもようやく日本で販売されるようになった。

日本での販売元は、センソージャパン株式会社 〒197-0024 東京都福生市牛浜85番地2 師岡様

日本で販売しているのは、RT−60Jと言うタイプで、レインセンサーとヘッドライトコントロールが付いたモデルである。
センサーの感度も良くなり誤作動も少なくなっている。

これも、BMWなお仲間のミッチョさんが付けておられる。ライトコントロールは欲しいと思っていたので、今回付け替えることにした。

 

【ユニット基盤の加工】

配線の簡略化とリレーの追加をユニット内にて行う為、基盤を改造する。改造するとは保障は効かないので自己責任において作業する。


内容物一式。


ユニット内の基盤。


基盤裏側。


ワイパーのコントロールはマイナスなので基盤で短絡してしまう。

矢印のパターンを繋ぐ。


隣なので半田で繋いだ。


リレーの線をつけるのに空き端子を利用する。


半田吸い取り器で半田を吸い取って穴を明ける。


矢印の端子を抜いてリレーを入れる。


脚を曲げて線を半田付けできるようにする。


ユニット内に入れるため小さいリレーを買った。

これは、ライト用のリレーで車両側はプラスコントロールなのでリレーで変換する必要がある。


リレーの線を半田付けする。


ケースの中に収納する。


不要な線をカップラーから抜き取る。

【ライトスイッチの加工】

レインセンサーのスイッチはワイパーのINTの位置を使用するのでスイッチは不要だ。オートライトのスイッチは別に付ける必要がある。

スイッチを別に付けるのは嫌なので、ヘッドライトのスイッチを使ってフォグ用スイッチにAUTOを作ることにした。

なぜヘッドライトスイッチを使うかと言うと、スイッチの接点がそれぞれ独立しているからである。(フォグスイッチは共通の接点になっている。)


ヘッドライトスイッチ。

ちなみにLED化済みだ。


パネルの黒を削ってAUTOの文字を入れる。


手書きの為少し汚い。(~o~;


まっ、分かればいいからね。


スモール点灯時。


ヘッドライトAUTOの状態。

【ユニットの取り付け】


今付いているRT-40Aのセンサーを外す。


センサー自体ははめ込みなのでコネクターを抜いて引っ張れば外れる。


センサー取り付け部。

両面テープに気泡が入っている。ちなみにこれでもちゃんと動いている。


丁度良いのでこのレンズも取り返る。


テープを綺麗に剥がして脱脂する。


ユニットを取り出して配線とともに外す。


新しいレンズとセンサーを取り付ける。


センサーの線は同じものなのでそのまま使用する。


綺麗に貼り付けできた。


オートライト用のスイッチを取り付ける。


フォグスイッチのカップラーの端子を抜いて、ライトスイッチ用に入れ替える。

フォグ用、イルミ用、オートライト用の6本。

画像では7本あるが1本は不要なので空き部分に入れてある。


オートライトスイッチの出来上がり。


新しいユニットの配線をする。

ワイパー関係はほぼ前と同じだが、ライト関係が追加になる。

小僧のB11は6灯ともHIDでリレーを付けているので、そのままライトスイッチに割り込ますだけである。


配線を整理して元の場所に格納する。

作動を確認する。ガレージ内の明るさではライトは即点灯する。ガレージから徐々に出すとスモール、消灯と作動した。


光の中の赤外を検知しているので蛍光灯などの光では反応しない。


これでトンネルなどで、いちいち点けなくて済むので楽チンだ。

これを探す前にオートライトのキットを買ったのだが無駄になってしまった。

オートワイパーもHIGHモードが追加になっているので、更に使い勝手がよくなっている。


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