【はじめに】
天下雨滴からレイントラッカーにして不具合も無く動いている。このレイントラッカーもようやく日本で販売されるようになった。
日本での販売元は、センソージャパン株式会社 〒197-0024 東京都福生市牛浜85番地2 師岡様
日本で販売しているのは、RT−60Jと言うタイプで、レインセンサーとヘッドライトコントロールが付いたモデルである。
センサーの感度も良くなり誤作動も少なくなっている。
これも、BMWなお仲間のミッチョさんが付けておられる。ライトコントロールは欲しいと思っていたので、今回付け替えることにした。
【ユニット基盤の加工】
配線の簡略化とリレーの追加をユニット内にて行う為、基盤を改造する。改造するとは保障は効かないので自己責任において作業する。
内容物一式。
ユニット内の基盤。
基盤裏側。
ワイパーのコントロールはマイナスなので基盤で短絡してしまう。
矢印のパターンを繋ぐ。
隣なので半田で繋いだ。
リレーの線をつけるのに空き端子を利用する。
半田吸い取り器で半田を吸い取って穴を明ける。
矢印の端子を抜いてリレーを入れる。
脚を曲げて線を半田付けできるようにする。
ユニット内に入れるため小さいリレーを買った。
これは、ライト用のリレーで車両側はプラスコントロールなのでリレーで変換する必要がある。
リレーの線を半田付けする。
ケースの中に収納する。
不要な線をカップラーから抜き取る。
【ライトスイッチの加工】
レインセンサーのスイッチはワイパーのINTの位置を使用するのでスイッチは不要だ。オートライトのスイッチは別に付ける必要がある。
スイッチを別に付けるのは嫌なので、ヘッドライトのスイッチを使ってフォグ用スイッチにAUTOを作ることにした。
なぜヘッドライトスイッチを使うかと言うと、スイッチの接点がそれぞれ独立しているからである。(フォグスイッチは共通の接点になっている。)
ヘッドライトスイッチ。
ちなみにLED化済みだ。
パネルの黒を削ってAUTOの文字を入れる。
手書きの為少し汚い。(~o~;
まっ、分かればいいからね。
スモール点灯時。
ヘッドライトAUTOの状態。
【ユニットの取り付け】
今付いているRT-40Aのセンサーを外す。
センサー自体ははめ込みなのでコネクターを抜いて引っ張れば外れる。
センサー取り付け部。
両面テープに気泡が入っている。ちなみにこれでもちゃんと動いている。
丁度良いのでこのレンズも取り返る。
テープを綺麗に剥がして脱脂する。
ユニットを取り出して配線とともに外す。
新しいレンズとセンサーを取り付ける。
センサーの線は同じものなのでそのまま使用する。
綺麗に貼り付けできた。
オートライト用のスイッチを取り付ける。
フォグスイッチのカップラーの端子を抜いて、ライトスイッチ用に入れ替える。
フォグ用、イルミ用、オートライト用の6本。
画像では7本あるが1本は不要なので空き部分に入れてある。
オートライトスイッチの出来上がり。
新しいユニットの配線をする。
ワイパー関係はほぼ前と同じだが、ライト関係が追加になる。
小僧のB11は6灯ともHIDでリレーを付けているので、そのままライトスイッチに割り込ますだけである。
配線を整理して元の場所に格納する。
作動を確認する。ガレージ内の明るさではライトは即点灯する。ガレージから徐々に出すとスモール、消灯と作動した。
光の中の赤外を検知しているので蛍光灯などの光では反応しない。
これでトンネルなどで、いちいち点けなくて済むので楽チンだ。
これを探す前にオートライトのキットを買ったのだが無駄になってしまった。
オートワイパーもHIGHモードが追加になっているので、更に使い勝手がよくなっている。