2010年4月11日 低温型ラジエター温度スイッチ


【はじめに】

小僧のB11はラジエター冷却ファンを電動化して、特に今の所、問題なく動いています。ただ、これから夏に向けて冷却能力が心配な今日この頃。

高速道路の渋滞にはまると100℃を越えることもしばしば。何か良い対策方法は無いものかと頭を悩ませていた。

そんな時、BMWなお仲間のTKさんが面白いものを入手なさっていた。低温型ラジエター温度スイッチだった。

通常のものは、91℃と99℃の作動温度だが、それは80℃と88℃の低温度タイプのものである。

このスイッチはラジエターの下流側についているので、実際の水温とは10℃ほど低い値になる。

つまり通常のものなら101℃で低速、109℃で高速となり、オーバーヒート一歩手前の状態にならないと作動しない。

それが低温度型を使うと90℃で低速、98℃で高速になり、アディショナルファンが冷却ファンとしての役目を果たすことになる。

電動ファンの設定を80℃で低速、94℃で高速にすれば、ツインファンとして冷却効果が期待できそうだ。(サーモカップは80℃を使用)

 

【スイッチの取り替え】

TKさんから譲って頂いた、低温型ラジエター温度スイッチ。


スイッチ本体とカップラーのセットだ。


今付いているノーマルのセンサーを取り外す。


カップラーを抜く。


以前にスイッチを換えたときに破壊したのでボロボロになっている。


今回カップラーも取り替えるので丁度良かった。(^o^)b


端子をカットする。


新しいカップラーの端子を圧着する。


スイッチの番号通りに差し込む。


左がT1、真ん中がアース、右がT2となっている。


カップラーの準備はOK。


ノーマルのスイッチを取り外す。


すばやく外したら親指で押えておく。(笑)


ここで比較をしておこう。


左が低温型。

一回り小さくなっているのが分かる。


六角部に温度が刻印してある。


低温型を取り付ける。


カップラーを差し込んで配線にテーピングをすれば完成。

そういえば、渋滞のときに110℃を少し超えた辺りから急激に温度が下がって、なんじゃこれ?と思ったことがある。

今思えばそのときに、アディショナルファンが作動していたんだなとやっと理解できた。

と言うことは、アディショナルファンさえ早く回っていれば100℃に上がることはないと思われる。

試しにしばらく電動ファンを止めて、アディショナルファンだけで走ってみたが大体90℃ほどで安定している。

これで十分に冷却ファンとして役目を果たしているのが分かった。

これで夏を乗り切ってくれるといいのだけどね。(^o^)b


BACKINDEXNEXT


inserted by FC2 system