【はじめに】
アルピナシャーシセットに換えて本来の足回りを取り戻したB11。ただセッティングについては煮詰めないといけないことがある。
車高もその一つだ、リアのショックには車高の調整用に溝が設けてある。この溝はBTCに出せば追加工してもらえる。
でも小僧の特技は機械加工。(笑) お金を出して加工してもらうなんて考えられない。
【リアショックの溝入れ加工】
このリアショックには最初から2本の溝が入っている。この溝を増やして車高の調整がきめ細かく出来るようにする。
リアショックを車体から取り外す。
(新しいショックの画像を撮り忘れたので古いショックの画像)
ショックのアウターチューブのキャップを引き抜く。
このキャップは打ち込んであるだけなので叩けは抜ける。
これでスプリングのロワーシートが外せる。
ショックをもって秘密基地へ。
ちなみにここまで、B11に古いショックをつけてやってきたのだ。(~o~;
これが車高調整用の溝だ。
下(右)側がノーマルの位置。
そこから約14mmほど上に2本目がある。
上の溝にすると14mmお尻がヒップアップすることになる。
ただしロット側のカラーの入れ替えが必要だ。
ショックを旋盤にセットする。
リアのセットは上の溝にしているので其処を基準にする。
上側の溝を基準にしてそこから下に5mmピッチで溝を切っていく。
新たに4本の溝を入れた。
元の溝は14mmなので少しずれている。
1本目が終了。
2本目も同じ要領で加工する。
溝が錆びるので黄色のスプレーを塗って完成。
これで細かなセッティングが出来る。 溝位置の変更もスプリングさえ縮めてやれば、ショックを外さず出来るので簡単だ。
さて、これでリアの準備はできた。後はフロントだ。( ̄ー ̄)b