【はじめに】
前回ようやく製作が終わったオールアルミラジエターだが、肝心な検査が残っている。
この検査に合格しない限り使い物にはならない。(~o~; それが終わると最終仕上げをしてようやく完成となる。(^o^)b
【ラジエターの漏れテスト】
溶接部の漏れを確認する為検査する。
ラジエター内に水を入れてノズルに栓をする。
一箇所からエアーを入れて2ber(2kg/cm2)の圧力を掛ける。
やっぱり漏れてました。(T_T)
1箇所。_| ̄|○
2箇所。_| ̄|○
3箇所。_| ̄|○
4箇所。_| ̄|○
落ち込んでも仕方ないので、手直しに取り掛かる。
【ラジエターの溶接補修】
漏れのあるところをリューターで少し削り取る。
表面を溶接で直しても漏れは止まらない。
周りの部分も少し削る。
ここは平に仕上げるので深めに削る。
良く溶かすように溶接していく。
漏れた箇所より広く溶接する。
溶接後平に仕上げる。
上の3箇所は、この補修で大丈夫だろう。 しかし問題は上の角穴部である。
溶接のトーチが入らないので枠をカットする。
リューターで不良箇所を削り取る。
溶接する。
余分な肉を削り取る。
綺麗に仕上げる。
ここでは1回の補修で直っているように書いているが、実は5日間に渡る補修作業があったのだ。(ただし1日2時間)
さて、もう一度テストする。
実はこのテストは1時間放置して確認した。
結果は問題なし。(^o^)v
漏れは無くなったのでサポート部を元通りにする。
最終の漏れテストをする。
念のため24時間放置して様子を見ることにする。
24時間後・・・・・・って、実際には60時間も放置してしまった。(;^o^A)
漏れた形跡は見られなかった。
これで漏れは無くなった。
今回のことでいい勉強になった。
構造を変更することによって問題はなくなるだろう。
なので、次回からはバッチリ。 ←って、「また作る気かい」って突っ込みは無しで。(~o~;
今回このオールアルミラジエターの製作に当たり、途中で放置していた電動ファン化にも着手することにした。
以前から準備していた電動ツインファンにする。
【電動ファン取付ステー】
電動ファン取り付けステーの製作。
型紙から切り出し。
実は、漏れテスト中の1時間を利用して作った。
折り曲げる。
ラジエターに合わせてみる。
中央部を少し浮かせた形状にしてみた。
取付けの為の穴加工。
この部分は溶接は難しそうなのでボルト締めにする。
アルミだけでは弱い、そこで鉄製のナットをカシメておく。
ラジエター側に写し穴をする。
ドリルで穴あけ。
こちらにも鉄製ナットをカシメる。
ステーの取り付け。
このステーを外せばノーマルのシュラウドにも戻せる。
ちなみに、ステーを外せばノーマルのシュラウドにも戻せる。
電動ファンを合わせてみる。
バッチリだ。(^o^)b
これはTKさんに譲って頂いたインプレッサ用の電動ファンだ。
中央部分が高くなっているのが分かる。
これで製作については全て終了した。
正面(エンジン側) 正面(フロント側)
左側(クーラント入側) 右側(クーラント出側)
上面 下面
左側上部 右側上部
左側下部 右側下部
【ラジエターの仕上げ】
ここからは最終仕上げ。 これは趣味の問題なのでしなくても構わない。 でも、折角だからね。(^o^)b
サイドタンクの仕上げ。
表面の傷やくすみをナイロンディスクやペーパーディスクで下地を整える。
バフに青砥を付けてひたすら磨く。
こんなもんでOKでしょ。(~o~;
ただ、これではタケに怒られそう。(爆)
次は電動ファン。
中古品なので結構汚い。
まず、魔法の洗剤で汚れを落とす。
枠はワイヤーブラシで錆を落として、スプレーで綺麗に仕上げる。
新品みたいに綺麗になった。
ラジエターにセットしてこれで準備完了。
あとは車体に取り付けるだけだ。 さていつになるだろうか。。。(~o~;)