2011年4月10日 オールアルミラジエター その2(検査編)


【はじめに】

前回ようやく製作が終わったオールアルミラジエターだが、肝心な検査が残っている。

この検査に合格しない限り使い物にはならない。(~o~; それが終わると最終仕上げをしてようやく完成となる。(^o^)b



【ラジエターの漏れテスト】

溶接部の漏れを確認する為検査する。


ラジエター内に水を入れてノズルに栓をする。


一箇所からエアーを入れて2ber(2kg/cm2)の圧力を掛ける。


やっぱり漏れてました。(T_T)


1箇所。_| ̄|○


2箇所。_| ̄|○


3箇所。_| ̄|○


4箇所。_| ̄|○

落ち込んでも仕方ないので、手直しに取り掛かる。

【ラジエターの溶接補修】


漏れのあるところをリューターで少し削り取る。


表面を溶接で直しても漏れは止まらない。


周りの部分も少し削る。


ここは平に仕上げるので深めに削る。


良く溶かすように溶接していく。


漏れた箇所より広く溶接する。


溶接後平に仕上げる。

上の3箇所は、この補修で大丈夫だろう。 しかし問題は上の角穴部である。


溶接のトーチが入らないので枠をカットする。


リューターで不良箇所を削り取る。


溶接する。


余分な肉を削り取る。


綺麗に仕上げる。

ここでは1回の補修で直っているように書いているが、実は5日間に渡る補修作業があったのだ。(ただし1日2時間)


さて、もう一度テストする。


実はこのテストは1時間放置して確認した。


結果は問題なし。(^o^)v


漏れは無くなったのでサポート部を元通りにする。


最終の漏れテストをする。


念のため24時間放置して様子を見ることにする。

24時間後・・・・・・って、実際には60時間も放置してしまった。(;^o^A)


漏れた形跡は見られなかった。


これで漏れは無くなった。


今回のことでいい勉強になった。
構造を変更することによって問題はなくなるだろう。

なので、次回からはバッチリ。 ←って、「また作る気かい」って突っ込みは無しで。(~o~;

今回このオールアルミラジエターの製作に当たり、途中で放置していた電動ファン化にも着手することにした。

以前から準備していた電動ツインファンにする。

【電動ファン取付ステー】


電動ファン取り付けステーの製作。


型紙から切り出し。


実は、漏れテスト中の1時間を利用して作った。


折り曲げる。


ラジエターに合わせてみる。


中央部を少し浮かせた形状にしてみた。


取付けの為の穴加工。


この部分は溶接は難しそうなのでボルト締めにする。


アルミだけでは弱い、そこで鉄製のナットをカシメておく。


ラジエター側に写し穴をする。


ドリルで穴あけ。


こちらにも鉄製ナットをカシメる。


ステーの取り付け。


このステーを外せばノーマルのシュラウドにも戻せる。


ちなみに、ステーを外せばノーマルのシュラウドにも戻せる。


電動ファンを合わせてみる。


バッチリだ。(^o^)b


これはTKさんに譲って頂いたインプレッサ用の電動ファンだ。


中央部分が高くなっているのが分かる。

これで製作については全て終了した。

  
正面(エンジン側)                            正面(フロント側)

  
左側(クーラント入側)                          右側(クーラント出側)

  
上面                                    下面

  
左側上部                                 右側上部

  
左側下部                                 右側下部

 

【ラジエターの仕上げ】

ここからは最終仕上げ。 これは趣味の問題なのでしなくても構わない。 でも、折角だからね。(^o^)b


サイドタンクの仕上げ。


表面の傷やくすみをナイロンディスクやペーパーディスクで下地を整える。


バフに青砥を付けてひたすら磨く。


こんなもんでOKでしょ。(~o~;


ただ、これではタケに怒られそう。(爆)


次は電動ファン。


中古品なので結構汚い。


まず、魔法の洗剤で汚れを落とす。


枠はワイヤーブラシで錆を落として、スプレーで綺麗に仕上げる。


新品みたいに綺麗になった。


ラジエターにセットしてこれで準備完了。

あとは車体に取り付けるだけだ。 さていつになるだろうか。。。(~o~;)


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