【はじめに】
構想3年、準備1年、そして放置1年。のセカンドバッテリー搭載計画である。(笑)
その昔オーディオに凝っていた時にも計画していたが頓挫。しかしオーディオシステムも復活し電動ファン化の為にも電源強化が重要になってきた。
でも、オーディオ用だけでなく、DC−ACインバーターを付けて100Vも使えるようにする本格的なシステムにする。
【セカンドバッテリー搭載準備】
サブバッテリーとも言うが、主にはキャンピングカーなどで家電を使うときにつけるシステムである。
ちなみに船舶などは、必ずサブバッテリーが搭載されている。
搭載場所はトランクしかない。
でもトランクに積むと荷物が積めなくなってしまう。
そこで考えたのがここ。
スペアタイヤの収納場所である。
固定ネジを外してタイヤを取り出す。
手前を持ち上げて引き上げるのだが。。。。。
下はボルトに当たっている。(~o~;
上はウーハーボックスに当たっている。
無理やり引張って何とか出た。
この車には、テンパータイヤではなくちゃんとしたタイヤとホイールが付いている。
ダンロップ 225/60VR15。
ブレンボのブレーキキットを付けているので15インチのホイールは付けられない。
なので、無用の長物だ。
スペアタイヤの入るところはかなりの凹凸がある。
このままでは、安定が悪い為バッテリーを乗せられない。
そこで、コンパネを使って凹部分をかさ上げしてフラットにする。
測定したサイズにしたがって切り出していく。
内周の切り出し
ドーナツ状の板が出来上がった。
細かな部分を調整して高さをあわせる。
下にはガソリンタンクがあるのでネジの長さに注意してネジ止めしていく。
8本のタッピングビスで固定した。
【セカンドバッテリー搭載】
搭載準備が出来たので、バッテリーの取り付けに取り掛かる。
セカンドに用意したのは、オプティマのイエロートップ D1000U。
ディープサイクルバッテリーでオーディオ用としても最適だ。
サブバッテリーチャージャー SBC−002。
サブバッテリーを効率よく安全に充電してくれる。
そして、オプティマバッテリー用のアルミ削り出しベース。(^o^)b
まず最初にバッテリーベースを取り付ける。
ベースにバッテリーを乗せて取り付け位置を決める。
位置が決まったらベースをネジ止めする。
バッテリーチャージャーの位置は配線をしながら決めることにした。
現在のバッテリーの配線の確認。
1)オーディオパワーアンプ。
2)セキュリティー。
3)オーディオ他、電装品。
4)常電取り出し。
アース側。
セキュリティ用のアース線のみ。
セカンドバッテリーに移す配線を取り外す。
パワーアンプの電源も外してやり直す。
トランクまでの配線1式。
ケーブルはオーディオ用の高品質を使用。
端子には金メッキを使用。
トランクまで配線を延長する。
バッテリーに端子の取り付け。
このバッテリーには予備端子があるので追加配線も簡単に出来る。
端子の圧着加工。
サイズが4G(22sq)と太いので油圧式の工具を使う。
まず、一方を決めてから長さを調整して端子を加工する。
バッテリーチャージャーは実際にケーブルを当ててみて配置を決めた。
メインのケーブルから取り付け。
サイズは4G(22sq)を使用した。
メインから移設する配線類の取り付け。
パワーアンプの電源も新たに引き直した。
各部配線をチェックしてから、メインの端子に接続する。
2本のケーブルのみでスッキリとした。
メインバッテリーからリアシートの背もたれ裏を通している。
トランクルームに入ってカーペット下でセカンドバッテリーへと繋がっている。
これでシステムの完成だ。
右側のスイッチは、セカンドからメインに電力を送るためのジャンプスイッチである。
これによって、メインのバッテリーが上がってもエンジンの始動が出来るのだ。
残った場所には、パンク修理セットを載せておこう。(^o^)b
一応ジャンプケーブルもね。(笑)
そうそう、重さはスペアタイヤと変わらないからプラマイゼロだな。
やっとセカンドバッテリーを搭載できた。 後は、DC−ACインバーターを搭載すれば100Vが使えるようになる。(^o^)v