2012年6月3日 水温計の移植


【はじめに】

追加メーターを付けて各部の状態を把握出来るようにして、特に問題なく運行できている。

ただ、水温計に関してはメーター内の純正のものと追加メーターの2つでダブっている。

コクピット周りをすっきりとしたいので追加メーターが純正の位置に移植できないかと考えていた。

新しく水温計を手に入れたのでチャレンジしてみることにした。駄目でもメーター1つ無駄になるだけだ。(笑)



【メーターの分解】


VDOの水温計。


今付けているものと同じ。


まず、構造から調べる。


フロントの枠はカシメ構造になっている。


カシメてある部分を丁寧に捲っていく。


全周捲れたら枠を引張れば外れる。


表面のカバーが外れた。


コイルをケースに止めているネジを外す。


ネジの部分を押し込む。


すると中身が出てきた。


コイルの形状とサイズは純正と同じような感じである。


これなら使えそうな気がしてきた。(^ム^)


純正水温計を分解する。


これは以前にもやったので簡単だ。


取り付けの為にはこの透明な台座を使う必要がありそうだ。


コイルの寸法は同じなのですんなりと収まりそう。


純正の水温計を分解する。


針の取外し。


パネルを剥がし取る。


コイルを取り外す。


残ってる糊を綺麗に取る。


VDOのメーターを分解する。


針の取外し。


コイルの取外し。


なんとなくポン付けできそうな感じだ。(^o^)b


取り付けネジが合うか確認する。


おお〜〜バッチリ。\(^o^)/


VDOのパネルを剥がす。(^o^)b


(−−;ん?なんか当たってる。


台座の方を加工する。


これで大丈夫。


ネジ止めの関係で台座の穴を埋める。


プラリペアで処理する。


完全に乾いたら表面を平に削り取る。


穴を綺麗にする。


パネルを貼り付ける。


コイルを取り付ける。


ネジでコイルと台座を固定する。


コイルの端子の配列が違うので別に線を取り付ける。


裏のネジは不要なのでカットする。


メーターに合わせてみる。


一部がケースに干渉している。


干渉する部分をカットする。


綺麗に収まった。


純正のコイルと違う部分が一箇所。


それは、針の付くピンの太さ。


純正は0.58mm。


VDOは0.62mm。


純正の針の袴の穴を大きくする。


0.6mmのドリルで加工。

その後ピンに挿してみて微調整する。


コイルの配線加工。


真ん中はアース、左右は端子に半田して差込。


メーターに取り付けてフィッティングの確認。


フロントパネルを付けてみる。


あら、微妙なスキマと数字が。。。(~o~;


イルミを点けてみる。


やっぱり、光が漏れている。(−−;


仕方が無いのでパネルの下に黒のシートを貼って、数字はマジックで。


これでバッチリ。(^o^)v



えっ、マジックの跡? 気にしな〜い。(笑)


アルピナメータの取外し。


メーターの加工に取り掛かる。


水温計の針を抜き取る。


加工した袴を差し込む。


針をセットする。


一度抜いたので針を大体の位置に合わせて、後で調整する。


メーターケースに水温計をセットする。


実はこのとき配線を間違っているのに気が付かなかった。(~o~;


(赤と黄色の線が逆だった。)


事前にプラスとマイナスの位置を調べておいた。


赤と茶の線を半田付けする。


黄色はセンサー行きなので外に出す。


線を挟み込まないようにしてケースを閉じる。


黄色は空き照明部から取り出し。(^o^)b


フロントカバーを取り付け。


イルミを点けて確認する。


くっ、暗い。(−−;


これではちょっと嫌なので改造する。


メーターの中にLEDを追加する。


イルミ用LEDから線を延ばしてLEDを両面テープで固定。


これくらい明るければOKでしょ。


メーターを元通りにして確認。


今度はバッチリだ。(^o^)v


車体への取り付け。


センサーからの線をメーター裏に出す。


メーターの線にキボシ加工。


メーターを入れて線を繋ぐ。


水温計の針の位置を合わせる。


既存のメーターと同じ位置に修正する。


これで水温計の移植終了。


BMWのメーターは元々VDO製なのでデザインは合っている。


数字の字体が違うくらいで違和感はない。


既存のメーターを外して完成だ。


これはイルミの点灯状態。

これでメーターの整理が出来てすっきりとした。(^o^)b


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