2012年7月7日 ワイドキドニーグリル


【はじめに】

エンジンルームの熱対策としてボンネットにダクトを設置した。しかし、思ったような効果が無く雨の浸入もあってしばらく塞いで運行していた。

以前からワイドキドニーグリル(B12や750のタイプ)に替えたいと考えていた。

グリルやボンネットなどの必要なパーツは入手していたが、塗装の問題もあって放置していた。

グリル下のパネルの塗装が仕上がったので交換することにした。



【グリル下パネルの塗装】

ワイド化に必要な部品は、ボンネット、キドニーグリル、ライトグリル左右、グリル下パネルの4点だ。

ボンネットは同色のものをオークションで入手、キドニーグリルは松山の坊ちゃんさんから譲って頂いたものがあった。

ライトグリルはオークションで入手、グリル下パネルもオークションだが塗装色がシルバーのものしか入手できなかった。

まずはグリル下のパネルをドルフィンメタリックに塗り直す必要があった。


何シルバーかは忘れたけど、オークションの部品取り車から。


特に目立つ部分ではないのでシルバーの上に塗装しちゃいます。(笑)


まずは綺麗に掃除して塗装の足付け。


このとき実は2月。


ドルフィンメタリックの塗装。


ソフト99で頼んだ調合色のため少し濃い。


数回重ね塗りしたら、完全に乾くまで放置。



焦って失敗して塗り直したのは内緒だ。(~o~;


乾いたら2000番の耐水ペーパーで水研ぎ。


このときは4月。←放置し過ぎ。


埃や塗装の斑を気の済むまで研ぎだす。


塗面が綺麗になったら、シリコーンリムーバーで脱脂。


クリア塗装は、水性のものを試しに使ってみる。


ラッカーに比べて、水性の方が艶々になるらしい。


ヒーターでスプレー缶を暖めておく。


垂れるくらいに一気に塗り上げる。


後で研ぎだすので気にせず厚塗りする。


均等に濡れたら完全に乾燥するまで放置する。


ここで慌てると綺麗に仕上がらない。


クリアを塗ってから1週間。


水研ぎに取り掛かる。


2000番の耐水ペーパーで埃や斑を綺麗にする。


全体に綺麗になったら仕上げのポリッシュをする。


このために買ったエアーポリッシャー。


液体コンパウンドの細目で粗仕上げ。


細目でもここまで艶々になった。


最後に極細目(鏡面仕上げ用)で仕上げる。


細目で付いた傷が取れるまで磨く。


出来たら、ブリスでコーティングしておく。


ここまで綺麗に仕上がった。


色は少し濃いし、飛び石の後は残っているが満足のいく仕上がりだ。


ライトの下に付くので濃いさは目立たないはず。(笑)

【ナローキドニーグリル脱着】


塗装が出来てから2ヶ月放置。(爆)


やっとその気になったので交換する。


ナローキドニーグリルの取外し。


上側にネジ式のクリップ2箇所で固定してある。


下側は引っ掛け式になっている。


ライトグリルの取外し。


上側ネジ式クリップ、下部はめ込み。


ヘッドライトウォッシャーの取外し。


バンパーメッキモールの取外し。


爪を押えながら手前に引き抜く。


モール脱。


バンパーに付いている配線の取外し。


左フォグライトHIDコネクターとフロントカメラコネクター。


右フォグライトHIDコネクター。


バンパー固定ネジの取外し。


タイヤハウスインナーカバーをバンパーから抜いておく。


左右を少しずつ引きながらギリギリまで出す。


中央部をもって取り外し。


コネクターがあるのですぐ下に仮置き。


コネクターの取外し。


フォグ及び外気温センサーのコネクター。


これでやっとグリル下パネルが外せる。


パネルに止めてあるハーネスバンドを外す。


パネル固定ネジを外す。


左右のフェンダーとのつなぎ部。


パネル上側。


パネル下側。


8本のネジで固定されている。


フロント周りは終わったのでボンネットの取外し。


アース線を外す。


ボンネットライト用スイッチの取外し。


ハーネスの取外し。


下部:スイッチ線。


上部:ライト線、ウォッシャーノズルヒーター線。


ボンネットから外してエンジンルーム内においておく。


エンブレムの取外し。


ボンネットダンパーの取外し。


ボンネットサポート固定ピンの取外し。


サポートの取外し。


エンジンルーム内に格納しておく。


上記の作業には必ずツッパリ棒を使用する。


ボンネット固定ネジを外す。


車体との間にダンボールを挟んで、前側にすべり降ろす。


一人作業は慎重に少しづつ作業する。


これで、ナローグリル関係の取外し終了。

【ワイドキドニーグリル装着】


ワイドグリル関係のパーツの取り付け。


グリル下パネルの取り付け。


ネジで仮固定してフェンダーとのチリを合わせる。


チリが合えば本締めする。


中央部をネジで固定する。


バーネスのバンドを取り付ける。


下から見上げると、フェンダーとの色の違いが分かる。(笑)


これは、序での作業。


このB11には、バンパー内側の仕切りパネルが付いていなかった。


ラジエターの効率から考えても無いとおかしい。


一応ボンドは付いているが弱いのでG17で貼り付ける。


念のためネジでも固定しておく。


左右とも取り付け。


これが無いと折角入った空気が左右に逃げてしまう。


バンパー側にも取り付ける。


両方にG17を塗ってしっかりと貼り付け。


これでナンバープレートのサイドを空けた意味が出てくる。


ライトグリルの取り付け。


左右とも無理なく取り付いた。


問題になるのがオルタネーター用空気ダクト。


グリルの淵に掛って空気が入らなくなる。


よく見ると先だけが外れるようになっていた。


これで問題なく空気が入るようになった。


ワイドグリルの仮固定。(^o^)b


このワイドグリルは、クリップ止めではなくはめ込みになっている。


一旦グリルは外しておく。(傷つき防止のため)


ワイドボンネットを出して取り付け準備をする。


車体との間にダンボールを入れてノンネットを引張り上げる。


定位置まで乗ればダンボールを引き抜く。


ボンネットを仮に固定しておく。


この状態でフェンダーとのチリを合わせる。


サポートを付けてボンネットが立つようにする。


ハーネス類の取り付け。


フロントエンブレムをワイドグリルに移植する。


エンブレムはネジ止めだ。


B12のエンブレムは一回り小さい。


大きいが特に違和感無く収まっている。


グリルを付けてもう一度チリを確認する。


このボンネット、少し歪んでいて、修正するのに手間取った。

おかげで、表面がボコボコになっちゃった。(T T)


どおせ塗るからええけど。( ̄▽ ̄;


同色と言うことで買ったが上から別の色が塗られていた。(~o~;


裏側を見ると間違いなくドルフィンである。


バンパーの取り付け。


コネクターを繋ぐ。


左右を少しづつ押し込んでいく。


先ほど付けた仕切りパネルはこのようになっている。


これでしっかりと風の流れを規制できる。


バンパーの位置を調節する。


バンパーをボルトで固定する。


メッキモールの取り付け。


ライトウォッシャーの取り付け。


これでワイドグリル化の終了。


後はボンネットの塗装だけだ。


ボンネットの塗装が出来上がった。


やはり7はワイドグリルの方が似合っている。


かっこいい。(^ム^)

やっぱりこの方がカッコいい。 7シリーズの厳つさが滲み出ている。とても満足なカスタマイズである。(^o^)b


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