2013年6月8日 フロントタワーバーの製作


【はじめに】

E32のタワーバーほとんど存在していない。 一部外国製のものが出ているらしい。

色々探してB11にも付けているが、デザインが気に入らないし、なんとなくひ弱な感じがしていた。 

それに比べE34は種類も豊富で色々あるようだ。 某オークションでE34 M5用のタワーバーを入手した。

当然E32と34ではサイズが違うのでそのままは使えない。( ̄▽ ̄;



【フロントタワーバーの製作】


やっと見つけたE34 M5用のタワーバー。


WIECHERS製。


一応合わせて確認する。


E32のピッチは1100mm。

E34は1050mm



取り付け部を製作すれば付けられる。


以前にTKさんの依頼でタワーバーを作ったがその時の残り。


これを使って製作する。


測定結果で図面を書いてブラケットを作る。


元の形状に合わせて作った。


これで、溶接すればOK。


バーを付けてみる。


これなら作ったと言わないと分からないかな?


角度も微妙に付けているので問題ないだろう。


早速、車に取り付け。


位置もほぼ合っていて問題ない。


高さも大丈夫でボンネットとの干渉も確認した。


位置を確認しながら仮止め。


しっかりと付けておく。


これで、仮止め完了。


このバーはM30用ではないがうまく合っている。


問題が無ければ取り外す。


ブラケットだけにして溶接に取り掛かる。


歪まないように拘束する。


歪に注意しながらTIG溶接する。


まあまあかな。(笑)


溶接熱が冷めるまで放置。


冷えたら拘束を取る。


溶接焼け跡を綺麗に仕上げる。


完成。


脱脂してプラフサを塗る。


何色にするか迷ったが黒にした。


クリヤーも吹いておいた。


ブラケットを組み替える。


今付いているタワーバーを外す。


新旧比較。


これもWIECHERS製だ。


車に取り付ける。


ブラケットをしっかりと締め付ける。


バーを固定する。


この部分はガタが大きいのでパイプを入れて調節してある。


タワーバーの完成。


でも、ちょっとクスミが気になったので磨いてみる。


みんカラ友達のブログで紹介されていたポリッシュを使ってみた。


3M METAL RESTORER&POLISH。

マリン用のものなので強力だ。


あまりゴシゴシ擦らなくてもご覧の通り。


綺麗にクスミが取れた。



みるみるウエスが真っ黒になっていく。( ̄▽ ̄;


再度、取り付け。


ピカピカになって気持ちが良い。


前の物に比べて、剛性があるのでしっかりとしている。


形状もマッチしていて良い感じだ。

やっと理想的なタワーバーにすることが出来た。 これならデザインと剛性が両立する良いものだと思う。

さ〜次はダンパー付きのタワーバーの製作だ。(笑) ←まだ作るのか?( ̄▽ ̄;


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