【はじめに】
前回電動ファンのヒューズボックスが溶けかかっているのを発見して応急処置をした。
何時までもそのままにしておけないので、根本的な補修をすることにした。
現在のハイ&ロー2基同時制御(ロー75℃、ハイ90℃)から、ロー1基ごと(1基目75℃、2基目85℃)の制御とすることにした。
夏場でもハイになることはまず無い(平均86℃)ので、必要ないと判断したためだ。
これにより消費電流も下がりヒューズの負担も減ることになる。
【電動ファンの制御方式変更】
焼けて溶けて使えなくなったヒューズボックス。
これの交換も行う。
まずは電動ファン側の配線手直しから。
電動ファンのコネクターを外す。
これが電動ファンのコネクター。
こちらは運転席から見て右のファン。
右:アース。
中:低速。−
|−両方同時に電圧を掛けると高速。
左:低速。−
こちらが左のファン。
今回、低速のみの作動とするので不要な高速側の端子を抜き取る。
こちらも高速側を抜き取る。
いつでも元に戻せるように端子を絶縁テープで養生しておく。
コルゲートチューブでカバーして電動ファンに戻す。
応急処置で入れ替えたリレーの線も戻しておく。
さて、問題のヒューズボックスの交換。
配線を引き出して、ジョイント部分でカットする。
4柱リフト氏の好意でお譲り頂いた2個用ヒューズボックス。
ありがとうございました。m(_ _)m
蓋付でコネクター式になっていて交換できる。
重要な部分なので、端子をカシメてからハンダでしっかり付けておく。(^o^)b
電源側も製作。
ヒューズのセット。
ヒューズ1本でファン1基の受け持ちになった。
出来れば車両のヒューズボックス横に移設したいところだ。
とりあえず同じ場所に固定。
各部をもう一度チェックしたら作動確認。
1基目は75℃で作動。
問題なく作動した。
電流を測ってみると8.48A。
2基目は85℃で作動。
こちらも問題なし。
電流も同じくらい。
両方だと17A。
以前はこれが一つのヒューズに掛かっていたので発熱も大きかったのだろう。
これで電流は半分に抑えられたので問題ないと思う。
やっぱり点検は大事だなと実感した。( ̄▽ ̄;(笑)