2014年11月30日 電動ファンの制御方式変更


【はじめに】

前回電動ファンのヒューズボックスが溶けかかっているのを発見して応急処置をした。

何時までもそのままにしておけないので、根本的な補修をすることにした。

現在のハイ&ロー2基同時制御(ロー75℃、ハイ90℃)から、ロー1基ごと(1基目75℃、2基目85℃)の制御とすることにした。

夏場でもハイになることはまず無い(平均86℃)ので、必要ないと判断したためだ。

これにより消費電流も下がりヒューズの負担も減ることになる。



【電動ファンの制御方式変更】


焼けて溶けて使えなくなったヒューズボックス。


これの交換も行う。


まずは電動ファン側の配線手直しから。


電動ファンのコネクターを外す。


これが電動ファンのコネクター。

こちらは運転席から見て右のファン。



右:アース。
中:低速。−
       |−両方同時に電圧を掛けると高速。
左:低速。−


こちらが左のファン。


今回、低速のみの作動とするので不要な高速側の端子を抜き取る。


こちらも高速側を抜き取る。


いつでも元に戻せるように端子を絶縁テープで養生しておく。


コルゲートチューブでカバーして電動ファンに戻す。


応急処置で入れ替えたリレーの線も戻しておく。


さて、問題のヒューズボックスの交換。


配線を引き出して、ジョイント部分でカットする。


4柱リフト氏の好意でお譲り頂いた2個用ヒューズボックス。


ありがとうございました。m(_ _)m


蓋付でコネクター式になっていて交換できる。


重要な部分なので、端子をカシメてからハンダでしっかり付けておく。(^o^)b


電源側も製作。


ヒューズのセット。


ヒューズ1本でファン1基の受け持ちになった。


出来れば車両のヒューズボックス横に移設したいところだ。


とりあえず同じ場所に固定。


各部をもう一度チェックしたら作動確認。


1基目は75℃で作動。


問題なく作動した。


電流を測ってみると8.48A。


2基目は85℃で作動。


こちらも問題なし。


電流も同じくらい。


両方だと17A。


以前はこれが一つのヒューズに掛かっていたので発熱も大きかったのだろう。

これで電流は半分に抑えられたので問題ないと思う。

やっぱり点検は大事だなと実感した。( ̄▽ ̄;(笑)


BACKINDEXNEXT


inserted by FC2 system