【はじめに】
調子が悪くなったドアロックだがまだ解決には至っていない。 まずは機械的に懸念のある部分からやっつけていくことにする。
たまに引っ掛かるドアロックユニット、しかもドアを開けた状態でもロック出来る様になっていた。(笑)
たまたま某オークションで格安の新品が入手出来たので交換することにした。
【ドアロックユニットの交換】
生まれてこのかた一度も交換されて無いであろうロックユニット。
25年も使えばガタガタになるわな。( ̄▽ ̄;
まずはドア内張りの取り外し。
ウッドモールを外す。
これははめ込みなので内張り剥がしでコジれば外れる。
カーテシランプの取り外し。
これもはめ込み。
内張り唯一のネジ止め。
取っ手付け根付近に1本。
取っ手手前側に1本の2本である。
後は内張り剥がしで周囲の固定ピンを抜く。
上部はモール部分にはめ込んであるので手前に引けば取れる。
裏側からスイッチを押して取り出しカプラを外す。
室内側ロック解除レバーのワイヤーを外す。
後は中央部分を思いっきり引けば全体が外せる。
スピーカー用のデッドニングがしてある。
以前点検した時に開口部を開けてアルミテープで塞いでおいた。
アルミテープを剥がして口を開ける。
手前にあるのは窓のレール。
その後ろの黒い部分がロックユニットだ。
まず、レールを外さないとユニットが外れない。
上は差込み、下はネジ止めになっている。
ドアのシールゴムをめくるとネジが隠れている。
トルクス皿ネジを緩めればレールが外れる。
レールはこのように付いている。
これでやっとユニットが外れる状態になった。
キーによるロック用のロッドを外す。
白い固定ブッシュを横にズラしてロッドを引き抜く。
室内からのロック解除ワイヤーを外す。
少し外しにくいがラジオペンチなどを使って外す。
ユニットの固定ネジを外す。
前側2箇所。
シールゴム裏に1箇所だ。
これで、ユニットが外れた。
ユニットをうまく回転させて、ロックピン用のロッドから引き抜く。
B11にはLED付きのピンが付けてあるのでロッドごと外せない。
普通ならロッドと一緒に出せば問題ない。
ユニットの新旧比較。
表面的には悪いところは無い。
ただ、レバーを触ってみると古いほうがガタガタだ。
ロッド用の固定ブッシュを移植する。
逆の手順でユニットを納める。
ユニットをネジで仮止めする。
ロッドとワイヤを元に戻す。
レールを取り付ける。
各部のネジをしっかりと締め付けて、シールゴムをはめ込む。
開口部をアルミテープで塞いでおく。
内張りを元に戻す。
ロックがスムーズに動くようになった。
ガタが無くなったので開閉が少し渋くなった。
これは徐々に馴染んでくるだろう。
もちろんドアを開けた状態ではロックは出来ない。(笑)
これで一つの要因は排除できた。 残るは電気的な問題だ。( ̄ェ ̄;